伊作太鼓踊り

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「伊作太鼓踊り」基礎データ

伊作太鼓踊りは、背中から大きな唐団扇(とう うちわ)を背負って踊る勇壮な太鼓踊り。

「伊作太鼓踊り」写真と解説

伊作太鼓踊り伊作太鼓踊りは、新暦8月28日に、吹上町湯之浦の南方神社に奉納したあと、伊作地区の各集落を回る。伊作地区の湯之元・和田・入来・中之里・田尻・花熟里集落が、毎年輪番で奉納する。踊り子は、中踊り(鉦二人・小太鼓二人)、平踊り(大太鼓。2004年に拝見した時は24人)と歌い手(5人)からなる。中踊りが内円に、平踊りが外円に、二重の円陣を組み、歌い手は二つの円陣の間で歌う。

中踊りの鉦は紺、小太鼓は紅色の振袖に、花笠を被る。鉦・小太鼓の持ち方は、吉利と同じ。平太鼓は、白衣に鉢巻姿。地上からだと高さ4メートルにもなる唐団扇(とううちわ)を背負い、腰から尻にカズラを垂らす。太鼓は肩から腹の前に垂直に吊るしている。大太鼓の桴はムベ製で、長さは約40センチ。手元には布を巻いている。歌い手はそろいのハッピ姿。

太鼓の音が大きく響き、矢旗を左右に大きくゆすりながら踊る、息の合った勇壮な踊りとなっている。太鼓の音で稲の害虫を追い払う「虫送り」の意味があり、豊作祈願の踊りと考えられる。

→参考:「薩摩半島における太鼓踊りの桴(バチ)

「日置市の太鼓踊り」記録映像・記録画像

徳重大バラ太鼓踊り
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大田太鼓踊り
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伊作田踊り
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吉利太鼓踊り
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伊作踊り
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〔実地調査〕
2004.8.28(2004年は中之里地区保存会が奉納)
2011.10.22(10月第4土曜日)日置市伊集院町徳重神社

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