Let's make the resin specimens
クロカナブンとの出会い |
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秋の頃に標本にするときがきました。 (お察しください) 数年前のクワガタの樹脂標本と 手順変更です。 1,消毒用アルコールに1時間つけて 関節など軟化させます。 2,虫ピンで昆虫の標本を作る。 3、1週間以上乾燥させる 他の製作に夢中になって1ヶ月乾燥 させました。足が捕獲時には欠損して いましたがしかたありません。 |
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使用する樹脂はクリスタルレジン2 使用条件は湿度70%以下 温度18℃以上(推奨温度20℃から25℃) 冬など温度低いと樹脂の硬化しない恐れあります |
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標本の乾燥具合も十分。樹脂標本作
製開始です。用意する物 標本 タッパー(88円2個) クリスタルレジン2 真空容器 銘板(捕獲地、年度など) プリンターでラベル用紙に印刷 ストッキング 作業1日目 クリスタルレジンは混合比、 硬化時間が大事です。また 作業は湿度があると曇ってしまいます。 硬化時間など気温や樹脂量で だいぶ変わりますのであくまでも ペヤングの製作した例です。 まずは主剤50g硬化剤20gで混合 注意 100:40の混合比だから レジンによってもちろんちがいます。 5mmほど樹脂を型に流し込みます。 これを硬化(1日おきます)させ そこに標本を据え付けます。 あくまでもペヤングの 樹脂標本をつくるポイント ・混合比は電子ばかりなど使用し 完璧に混合し泡立てないよう しっかり混ぜる。 1分 ・真空容器に混合液入れて 空気をぬいて3分ほど置く。 サイダーみたいに気泡が発生 ・容器をゆするようにして混合液 の気泡が少しでも消えるように ゆする 1分 ・真空容器からとりだしストッキング かぶせて1分おく。いくらか気泡 残っていてもストッキングでとれます。 ・そーっとそそぎ込み 速やかにふたつきの容器 に納めて終了。 硬化が始まってから動かすと 抜ける気泡ものこります。 ゆっくり時間かけ道具と手順の
段取りしてから淡々と行程こなしましょう。 液を混ぜてから注ぐまでだいたい10分 でペヤングは仕上げます。 |
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作業2日目 標本を接着剤でしっかりと接着 PCで製作したラベルも張りつけます。 樹脂は半分固まった状態ですので 触れないよう埃つかないように。 樹脂2回目の流し込みです。 数年前のクワガタは2回目のながし こみで一気に仕上げましたが剥離が 発生しました。レジンの量が多くて 発熱がおおすぎたためと考えます。 今回は3回で仕上げます。 半分ほどまで樹脂を注ぎ終了 ポイント ・ しっかり接着してないと 浮かび上がってしまいます。 プラモの透明接着剤使用してます。 ・ 大きい気泡はマチバリで 潰しました。硬化開始してたら あきらめそっとしましょう。 3回目の流し込みは半日後 を目安に早めにいきます。 |
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前回作成のクワガタでは剥離が・・ ファイティングポーズのため樹脂 多いのに一気に仕上げたためか |
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半日後(3日目) 最後までそそぎ込み樹脂流し込み 終了です。きちんとできたので 気泡も目立ちません。 左の木の実は接着材が弱く 浮き上がってしまいましたが こうなってはどうするもこうするも ありません。 完全硬化させます。夏場は2日 寒い季節なので5日かけます。 |
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硬化後 流し込み終了から5日後 標本を型から抜き取りました。 コンコン容器たたいたりこじったり でポコンととれました。 このままでも十分ですがバリと表面張力 で盛り上がったりした場所を整えます。 このままでも標本として十分OKです。 ここからは根気とさらなる物が必要です。 |
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80番 300番 800番 1000番 1500番 2000番 ペーパーかけます。 1000番以降は水とぎです。 |
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コンパウンドかける前に 下地をさらなる高みへ仕上げましょう。 バフレックスというもの使用します。 グリーンとブラックあります。 グリーンはからとぎ 2000番の水とぎが 曇ります。 ブラックで水とぎ 2000番のペーパー かけたときとは違います。 これをコンパウンドで 磨きましょう。 |
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コンパウンドかけ終わった標本です。気泡も少なく剥離もなく 仕上がりました。昆虫の標本は乾燥しても原型保つのですが 植物の色、花(月下美人など)どこまで残せるか試してみます。 |
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