LESSON4 WHAT IS IT?@

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 全員がそろうのを多目的教室で待っているときです。Tさんが話しかけてきました。「連休中に外国の人に会ったので、”HOW ARE YOU?”と聞いてみたらちゃんと話が通じました。」
というのです。Tさんの勇気に感心したと同時に、学校の英語が少し役だったことをとてもうれしく感じました。「国際交流」→「国際理解」に英会話が必要だなと改めて感じた次第です。
 この日の学習の前、黒板に次の8つの絵を張り付けておきました。@BOOK(本)ADESK(机)BCHAIR(椅子)CRULER(定規)DPENCIL(鉛筆)EBAG(かばん)FPEN(ぺん)GERASER(消しゴム、「イレーサー」と読みます )です。まずは、1つ1つ意味と発音を教えていきます。
@は何ですか。日本語でいいよ。(「本」)ですね。英語では、「ブック」です。はいBOOK
(子どもたち”BOOK”)次これは?(「机」)そう机です。DESK、はい(”DESK”)
次は何?(「椅子」)椅子です。”CHAIR”(子どもたち発音)「チャー」ではありません。
”チェアー”です。はいCHAIR(”CHAIR”)はいよくできました。次は?(「定規」)
その通りRULERはい(子どもたちの声が小さい)ちょっと難しいようですね。よく聞いて
「ルーラー」です。はいRULER(”RULER”)次は(「鉛筆」)PENCIL(”PEN
CIL”)次は(「かばん」)ですね。BAG(”BAG”)「バッグ」ではありません。少し
長くのばします。「バーッグ」という感じです。はいBAG(”BAG”)次はみんなも言います
ね。ペンです。PENはい(”PEN”)最後のこれ。これは何か分かるかなあ。(「箱」)違う
よ。難しいですね。
 
絵からは誰も分からないだろうと思っていたとき、3年のRさんが「消しゴム」と言いました。
その通りです。よく分かりましたね。「消しゴム」です。ERASERはい 

と言いましたが初めて聞いた発音だったのでしょう、うまく発音できない子がたくさんいました。ゆっくり発音するとだんだん慣れてきたようでした。 このように1回ずつ発音し、意味を押さえた後、
では、先生の後について1回ずつ言います。BOOK(子どもたち”BOOK”)、DESK
(”DESK”)。CHAIR(”CHAIR”)・・・ 

というように練習しました。
SAY 3TIMES BOOK(”BOOK BOOK BOOK”)、DESK(”DESK DESK DESK”)・・・ 

と3回ずつの練習です。 途中ERASERが「レーサー」と聞こえたので、最初のEの発音が聞こえるように注意しました。この後私の発音無しにBOOK→DESK→・・・→ERASERの順に指していき子どもたちに発音させました。声がとたんに小さくなりました。それまでは、私の後をおうむ返しに発音していた子も多かったので、私の手本が無くなったとたん、何という単語だったか分からなくなり、発音しなくなった子が出たためです。しかし、これからが本当に単語を身につける練習なのです。全員ではないのですが、何人かの子どもたちは、単語を覚えていて発音できます。それを聞きながら他の子もだんだん発音できるようになるのです。繰り返しやっているうちに声がだんだん大きくなってきました。3回くらい通った後、これまで順番に指していたものをランダムに指す方法にかえました。とたんにまた声が小さくなってきました。ランダムに指示されても言えるようになって初めて単語を覚えたと言えます。やはり”RULER”と”ERASER”をなかなか言えないようでした。このような場合にはもう1度ドリルをします。つまり3回ずつ繰り返し練習します。その後またランダム指示の練習に帰るのです。このようにこの日の練習を終わりました。
 

LESSON5 WHAT IS IT?A

 黒板には、前回と同じように@BOOKADESKBCHAIRCRULERDPENCIL
EBAGFPENGERASERの絵がはってあります。
練習です。BOOK(子どもたち”BOOK”)DESK(”DESK”)CHAIR(”CHAIR”)・・・ 

最後まで1回ずつ練習した後
SAY 3TIMES BOOK(子どもたち”BOOK、BOOK、BOOK”)・・・ 

最後まで練習しました。
今日は、ものの名前の前に”IT’S A ”をつけていいます。「それは○○です。」という意味です。例えば”IT’S A BOOK.”というのは「それは本です。」という意味です。言ってみましょう。IT’S A BOOK.(”IT’S A BOOK.”)これはどうなるかな?(DESKを指しながら。子どもたち”IT’S A DESK.”)その通りです。わかりましたね。みんなで
IT’S A DESK.(”IT’S A DESK.”)じゃあ今度はどうなるかな?(CHAIRを指す。子どもたち”IT’S A CHAIR.”)その通り。みんなでIT’S A CHAIR.(”IT’S A CHAIR.”)GOOD・・ 

といったように最後まで進みました。途中
他のものとはちがって”ERASER”は、IT’S A ではなくて”IT’S AN(イッツ
アン)”をつけます。IT’S AN ERASER.(”IT’S AN ERASER.”) 

と注意しました。どうしてそうなるのかについては特に説明しませんでした。
 このように1回ずつゆっくり発音の練習をしたあと、



 
では、1回ずついきます。IT’S A BOOK.(”IT’S A BOOK.”)IT’S
A DESK.(”IT’S A DESK.”)・・・・・ 

特に”IT’S AN ERASER.”のときは、注意して発音させました。このあと3回ずつ発音の練習をしました。そして、私の発音無しで1回ずつ子どもたちに言わせる→ランダムに指示して1回ずつ発音の練習をしました。
 

LESSON6 WHAT IS IT?B




 
昨日の復習です。(BOOKを指さす。子どもたち”BOOK”)次(DESKをさす”DESK
”)・・・・ 
順番に1回ずつ発音した後、ランダムに指示して発音させました。
では、”IT’S A”をつけて言います。はい(BOOKをさす。子どもたち”IT’S A
BOOK”)・・・・・ 

最後のERASERのときに注意して何度か練習しました。
では、今から先生がある質問をします。でも、答は全部”IT’S A ○○.”で答えてくださ
い。いきます。”WHAT IS IT?”(子どもたち”IT’S A BOOK.”)WHA
T IS IT?(”IT’S A DESK.”)・・・・ 

最後まで進んだところで、
WHAT DID I SAY?先生何と言いましたか?(子どもたち「WHAT なんとか」)はいちょっと難しかったですね。先生が今言った質問は、”WHAT IS IT?”です。「それなあに」という意味です。(黒板に”WHAT IS IT?”と書いて)練習してみます。WHAT IS IT?はい(”WHAT IS IT?”)WHAT(”WHAT”)SAY 3TIMES WHAT(”WHAT WHAT WHAT”)IS(”IS”)3TIMES IS (”IS IS IS”)IT(”IT”)3TIMES IT(”IT IT IT”)IS IT (”IS IT”)3TIMES IS IT(”IS IT、IS IT、IS IT”)WHAT IS IT?(”WHAT IS IT?”)SAY 3TIMES WHATIS IT?(”WHAT IS IT?、WHAT IS IT?、WHAT IS IT?”OK EVERYBODY STAND UP SAY 3TIMES WHAT IS IT?AND SAY FINISHED AND SIT DOWN.GO 

という具合に練習しました。
では先生にみんなで質問してください。どうぞ(”WHAT IS IT?”)IT’S A BOOK.
(”WHAT IS IT?)IT’S A DESK.・・・・・ 今度は、1年生から3年生までが質問をします。4年生から6年生は先生が指すものを使って答えてください。(1年〜3年”WHAT IS IT?”DESKを指さす。4年〜6年”IT’S A DESK.)・・・・ 

質問する側と答える側を交代して練習してこの日の練習を終わりました。

LESSON7 WHAT IS IT?C

 いつもとちがって全員体育館に集まってもらいました。前回の続きで”WHAT IS IT?”
”IT’S A ○○”の会話です。体育館の黒板に張り付けた8つの物の名前をドリルした後、
”IT’S”をつけてドリル、そして、質問の”WHAT IS IT?”のドリルをしました。
先生が”WHAT IS IT?”と言いますから、みなさんは先生が指さしたものを使って”
IT’S A ○○”と答えてください。行きますよ。WHAT IS IT?(BOOKを指す。子どもたち”IT’S A BOOK.”)・・・・・ 

最初は順番通り、次にランダムに行いました。
1年生から3年生”WHAT IS IT?”と聞きます。4年生〜6年生先生が指した物を答
えます。GO 

いくつか会話した後、役割を代えて行いました。
これから伝言ゲームをします。説明します。4年生 STAND UP まず一番前の人が回れ
右をして後ろの人に”WHAT IS IT?”と聞きます。後ろの人は何でもいいですから1つ選んで”IT’S A ○○.”で答えます。そして答えたら回れ右をして、次の人に質問します。質問された人は答えます。そして、後ろに質問します。 

実際に4年生にやってもらいながら説明したので、みんな分かったようでした。子どもたちは、学年ごとに並んでいましたので、人数の調整をしました。1回練習してみました。そのあと本番です。1年生には少し難しいようでした。なんとか全員終わらせることができました。このあと、3年生と4年生の間を少し開けてもら って私が真ん中あたりに立ちました。
1年生から3年生が質問してください。4年生から6年生は先生が手に持っているカードを見て質問に答えます。

と言いました。これは、質問する1年生から3年生にカードが見えないようにするためです。現実の場面を考えると、相手が何を持っているか分からないから”WHAT IS IT?”と聞くのです。
だから、相手の持っている物が分かっていたら質問する必要がありません。少しでもリアルな状態にするためにこのような形で会話を行いました。この後役割を代えて会話しました。、