いつものあいさつをした後、
TODAY WE GONNA TALK ABOUT COLOR.(トゥデイ ウイ ゴナ トーク アバウト カラー。今日は色について話します。) |
と言いました。子ども達は「えっ」という顔をして見ています。
COLOR. WHAT IS COLOR?(カラーって何?) |
というと「色」という答えが1年生の方から聞こえました。
と言って、色カードを持ちました。厚紙の上に、様々な色の色画用紙が貼ってあります。準備したのは@BLUE(青)ARED(赤)BPINK(桃)CYELLOW(黄)DGREEN(緑)EBLACK(黒)
FWHITE(白)GPURPLE(紫)の8色です。私は、8枚のカードをまとめて持ちました。1枚ずつめくりなが ら、発音の練習をしていきました。このような使い方をするカードをフラッシュカ ードと我々は呼んでいます。フラッシュカードは、英語だけでなく様々な教育の場面で見ることができます。
1つ1つの単語の発音を教えていきました。特に注意して教えたのが「L」と「R」の発音の違いです
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日本語では、「ラリルレロ」は同じ発音の仕方をします。でも英語では、同じような「ル」という発音が2つあります。「L」と「R」です。(黒板に「L」「R」と書く)この「L」がでてきたら、舌を上の歯の裏側にくっつけて「ル」と言います。はいやってみましょう。(子どもたち発音する)はい上手です。今度は「R」が出てきたら、舌をのどの方に巻き込んで
「ル」と言います。はいどうぞ(子ども達発音)そうです。この2つの「ル」の違いに気をつけて発音していきます。 |
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と言いました。綴りの中に「L」と「R」が出てくるたびに口の形に注意しながら8つの単語の発音を
確かめていきました。特に難しかったのが「PURPLE」です。最初のうちはどうしても「パーポ」
と聞こえました。最後の「L」をしっかり発音するように注意しました。
LESSON25 それ何色?A
前回は、1つ1つの単語の発音を確かめるだけで終わりました。今回は、準備したフラッシュカードを使ってリズムよく練習しながら発音を定着させていきます。
はいBLUE(子ども達”BLUE”)RED(”RED”)PINK(”PINK”)・・・(最後まで1回ずつ練習)3TIMES GO ”BLUE BLUE BLUE”はい(子どたち”BLUE BLUE BLUE”)RED(”RED RED RED”)・・・ |
このような練習の時1番大切なのがリズムです。とにかくテンポよく言わせることが大事です。そのためには、フラッシュカードをめくる技術が必要になります。カードめくりのタイミングが悪いとそれだけでリズムが崩れてしまいます。事前に練習していたおかげでこのときは、何とかリズムを崩さずにめくることができました。3回ずつの練習が終わったところで
1TIME GO(何も言わずにBLUEのカードを見せる。子ども達”BLUE”)BLUE(REDのカードを見せる”RED”)RED・・・・ |
という練習です。この前まで子ども達は、私の発音をただオウム返しに発音しているだけでした。
子ども達が、教師の発音無しにカードを見ただけで発音できるようになって初めて「単語を覚えた」
と言えるわけです。だから、最初子ども達にカードを見せるだけにしたのです。子ども達が発音した後答え合わせのように、私の発音が入るというわけです。 カードめくりのスピードもだんだん速くしていきます。また、めくるカードの順番もバラバラに変えていきます。最終的には、子ども達が発音している途中でカードをめくるくらいのスピードにします。子ども達の声の大きさを聞いて、だいぶ上達したことを確かめて、
何色と答えるときには、最初に”IT’S”をつけます。(BLUEのカードを見せて)IT’S BLUE.(子ども達”IT’S BLUE.)IT’S RED.(”IT’S RED”)IT’S YELLO.(”IT’S YELLO.”)・・・ |
と1回ずつ練習しました。今考えるとここで私はミスを犯しました。最初”IT’S BLUE.”を教えて子ども達に”IT’S BLUE.”と言わせるところまではこれでよかったのですが、次が問題でした。次に私は、こういうべきでした。
(REDのカードを見せて)これはなんと言えばいいかな。(子ども達の何人かが”IT’S RED.”を聞いて)その通り、すごい。はいみんなで”IT’S RED.”(再び子ども 達”IT’S RED.”)じゃあこれは、(と言ってYELLOカードを見せる) |
というように子ども達に考えさせるべきだったのです。自分たちで考えることによってしっかり覚えることができるということを知っていながら、つい大切な指導ステップを忘れてしまいました。まだまだ
修行が足りないようです。 この日は、”IT’S ○○.”の形で発音する練習で終わりました。
LESSON26 それ何色?B
フラッシュカードをめくりながら
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@色だけの発音1回→3回
AIT’S をつけて発音1回→3回 |
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の練習をして発音を定着させました。
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それどんな色」と質問するときは、”WHAT COLOR IS IT?”と言います。 |
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黒板に次のように書きました。
それどんな色?
WHAT COLOR IS IT? ホワット カラー イズ イット |
そして
”WHAT COLOR IS IT?”はい(子ども達”WHAT COLOR IS IT?”)”COLOR”(”COLOR”)”COLOR”(”COLOR”)3TIMES GO(”COLOR COLOR COLOR”)”WHAT COLOR”(”WHAT COLOR”)3TIMES GO(”WHAT COLOR、WHAT COLOR、WHAT
COLOR”)”IS IT”(”IS IT”)WHAT COLOR IS IT?(”WHAT COLOR IS IT?”)
3TIMES GO (”WHAT・・・・”) |
この後、読み仮名のカタカナを少しずつ消しながら3回ずつ発音させました。全部消して3回発音させた後、
EVERYBODY STAND UP. SAY”WHAT COLOR IS IT?”
3TIMES AND SAY ”FINISHED”AND SIT DOWN.GO |
子ども達が全員言い終わって座ったところで
”WHAT COLOR IS IT?”ってどんな意味?(「それどんな色」)ですね。その質問に答えるには、”IT’S 何々”という形で答えます。では、みなさんが”WHAT COLOR IS IT?と質問してください。先生が答えます。では、GO |
子ども達が”WHAT COLOR IS IT?”と全員で質問するのに対して、私は、子ども達に
BLUEのカードを見せながら”IT’S BLUE.”と答えました。同様に子ども達に質問させながら私がすべての色を”IT’S”をつけて答えていきました。
今度は先生が質問します。みなさんは先生が見せるカードの色を見て”IT’S 何々”と答え
てください。(BLUEを見せながら)”WHAT COLOR IS IT?”(子ども達”IT’S BLUE.)”WHAT COLOR IS IT?”(”IT’S RED.”) |
という練習をしました。
6年生 STAND UP.他のみなさんが質問します。6年生は先生が出すカードを見て答え
ます。はい(1年〜5年までの子ども達”WHAT COLOR IS IT?”6年の子ども達”IT’S PINK.”)・・・・・ |
他の学年の子ども達も同様に練習しました。
LESSON27 それ何色?C
この日もフラッシュカードを使って
@ 単語だけの発音練習(1回→3回→スピードを速めながら、ランダムに言わせる)
A IT’S をつけての練習(1回→3回→ランダムに) |
という活動の後、
それどんな色?という質問は何でしたか。(子ども達”WHAT COLOR IS IT?”でしたね。 |
と確かめた後、黒板に書いた文を見ながら発音させました。そして、全員を立たせ、3回発音させて座らせました。この後前回同様1学年ずつ立たせ、質問とその受け答えの練習をしていきました。
と言って予め黒板に書いておいた次の会話文を見せました。
1 HI WHAT COLOR IS IT?
2 IT’S ( ).WHAT COLOR IS IT?
1 IT’S ( ).SEE YOU.
2 SEE YOU TOMORROW. |
最初私が2、子ども達に1を言わせました。次に役割を代えて発言させました。
2年生から6年生までを立たせ、2人組で練習するように言いました。「他の学年の人2人と会話する」という条件を付けました。1年生は、わたしと一緒に練習しました。