鰹枯本節は、原料の鰹 10kg物で 1,5kg〜1,6kg しか作ることは出来ません。そして、約半年の時間と手間のかかる作業が必要です。当店の製造工程をご覧下さい。
【 カット 】
かつお節に作る工程は、最初に頭を落とすところから始まります。次に、内蔵を取り除き、三枚卸しにしていきます。
【 下準備 】
その後、煮る、骨抜きするなど様々な作業を手作業で、ひとつひとつ丁寧にやっていきます。
【 媒乾(ばいかん) 】
燻す作業です。薪を燃やしての作業です。
この工程は、鰹のサイズにより20日〜30日間の日数が必要です。この工程にもそれぞれの製造元の技術が活かされます。
【 削り 】
ここまでの工程でかつお節の表面に付いたタール分や滲み出た脂肪分を削り取ります。本節の形がこの工程で決まっていきます。
【 カビ付け 】
カビ付け庫は、温度27〜28℃湿度87〜88%になっておりこの庫に表面を削ったかつお節を入れます。
焙乾だけでは取り除けない内部の水分を除去、タンパク質の分解によって、うま味が生じます。
【 天日干し 】
最初のカビ付けは、大体20日位です。その後天日干しします。最初カビは青カビが発生し、天日干しの時殺菌をし、2番カビを生やします。
以上のような作業を、3回から4回程繰り返してやっと最高級の枯本節の出来上がりです。
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