LESSON10 WHAT CAN YOU DO?@

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 体育館に集まってもらいました。黒板に次の6つの絵を張り付けておきました。
@WALK(ウオーク歩く)AJUMP(ジャンプ)BRUN(ラン走る)CSWIM(スイム泳ぐ)DTHROW A BALL(スロー ア ボールボールを投げる)ECATCH A BALL(キャッチ ア ボール。ボールをとる)です。見ておわかりの通り、この日の学習は動詞です。
今日からアクションワードを勉強します。体の動きを表す言葉です。最初は何してる所かな?
(「歩く」)そうですね。WALKはい(”WALK”)最後のKをちゃんと発音してください。WALK(”WALK”)次は何してますか。(「ジャンプ」)そうです。みなさんもジャンプと言いますね。同じです。はいJUMP(”JUMP”)次は?(「走る」)そうです。RUN(”RUN”)次は?(「泳ぐ」)泳ぐはSWIMです。(”SWIM”しかしスインと聞こえる)スインではありません。スイムです。はいSWIM(”SWIM”)よくできました。今度は長いね。何してる?(「ボールを投げる」)そうですね。”THROW A BALL” 

と言いましたが、なかなか発音できないようでした。そこで、カタカナで絵の近くに「スロー ア ボール」と書きました。すると子どもたちは安心して発音できるようになりました。このカタカナで書くことはできるだけ避けたいのですが、私も英語の発音が完璧ではありませんし、1年生などのことも考えると、たまには書くことが必要だと考えるようになりました。でも本当に必要な場合にだけにしたいと思っています。
 最後も黒板に「キャッチ ア ボール」と書いて教えました。一通り通った後、@ゆっくり1回ずつ
発音する。A3回ずつ発音する。の順で練習しました。
今日の言葉は、動きを表す言葉ですから、今から言葉を言うときには、その動作をします。最初はWALKです。(その場で足踏みしながら)WALK、WALK、WALKです。はい(子どもたち足踏みしながら”WALK、WALK、WALK”)次は(ジャンプしながら)JUMP、JUMP、JUMPはい(子どもたちジャンプしながら”JUMP、JUMP、JUMP”)・・ 

というように動作しながら言葉をいう練習をしました。このように動作をしながら言葉を覚える練習をすると定着がよいのです。これは、私が考えた方法ではありません。私がふれあい英語の中で行っている練習法、教材などはすべて「MAT方式(マット方式)」と呼ばれている方法です。東京の仲田利津子先生が考え出されました。仲田先生は、文部大臣の私的諮問機関である「英語教育審議会」の委員をしていらっしゃる日本の英語教育の第一人者です。MAT方式は、
M(モデル)  教師がモデルを示す。
A(アクション)動作(アクション)といっしょに
T(トーク)  話す 

という略語です。その中でもA(アクション)しながらT(トーク)するというのが、MAT方式の一番の特徴です。先程も述べたように、アクションしながら言葉を繰り返し発音することによって、言葉の定着率が大変高くなります。子どもたちの様子を見てみると、1年生〜3年生までは、とても楽しそうに言葉の発音をしています。ただ口だけで発音するより、ずっと楽しそうです。低学年の子どもたちには大変有効な方法だとすぐに思いました。 1通り3回ずつ動作と一緒の発音練習を終えたところで
次は1回ずつです。動作を忘れないようにするのですよ。WALK(動作しながら”WALK”)
JUMP(”JUMP”)・・・・ 

と練習しました。低学年の子どもたちは楽しそうにしているのですが、高学年の子どもたちははずかしいのかあまり動いていませんでした。はずかしいという気持ちも分かるので、とくに注意しませんでした。高学年の子たちは特に動作をしなくても覚えることができると思ったからです。
 順番どおり1回通った後、私が発音するのをやめ、指すだけにしました。順番に行った後、ランダムに指したものを発音してもらいました。最後に1学年ずつ立たせて、発音させました。  
 

LESSON11 WHAT CAN YOU DO?A

 
 雨の関係もあり、多目的教室に集まってもらいました。
動作はいりません。発音だけします。1回ずつはいWALK(”WALK”)JUMP(”JUMP”)RUN(”RUN”)・・・・ 

1回ずつの練習が終わりました。途中”THROW A BALL”と”CATCH A BALL”がどうしてもよく聞こえなかったので、黒板に読み方をカタカナで書きました。






 
「スロー ア ボール」です。はい(子どもたち「スロー ア ボール」)このときTHROWのスは日本語のスとは少しちがいます。舌を上と下の歯で軽くはさんでスの発音をします。そして、”CATCH A BALL”は「キャッチャーボール」ではありません。「キャッチ ア ボール」です。はい(”CATCH A BALL”)そうです。よくできました。では、3回ずついきます。WALK(”WALK、WALK、WALK”)・・・・ 
と練習した後、私の発音無しで順番通り、ランダムに指しての発音と練習しました。よく発音できるようになりました。



 
(JUMPの絵を指して)これできる人手を挙げて?(ほとんどの子が手を挙げる)できるというのを英語で”CAN”と言います。言ってごらんなさい。CAN(”CAN”) 
黒板に“I CAN”と書いて、






 
「私は○○できる」というのを英語で”I CAN ○○”といいます。「私はあるくことができる」というのは、”I CAN WALK.”と言います。みんなで”I CAN WALK.”
はい(子どもたち”I CAN WALK.”)そうです。ではこれはどうなるかな?(と言ってJUMPを指す。子どもたち”I CAN JUMP”)そうです。I CAN JUMP.(”
I CAN JUMP.”)・・・・ 
と、最後ま1回ずつ練習しました。





 
”CAN”というときには、この動作をします。(両手で握り拳を作り、左右の手をそれぞれ上下に置き、たたくような動作をする)I CAN WALK.というとき”CAN”のときだけこの動作を入れます。昨日のように他の動きはいりません。CANのときだけこの動作をしてくださいでは、動作を入れながら練習します。I CAN WALK.(”I CAN WALK.”)・ 
最後まで1回ずつ通りました。次に3回ずつの練習になります。少し長くなって動作もはいるので、最初のうちはなかなかリズムよくというわけにはいきませんでしたが、だんだん上手になってきました。
動作も時々忘れることがありましたが、私が一緒に動作することによって、だんだん忘れずできるようになりました。この程度の動作なら、高学年の子どもたちも恥ずかしがることなく無理なく動作できるようでした。3回ずつのドリルが終わったところで、私の発音無しで順番通り、ランダムに指して子どもたちに発音させるという練習をしました。最後に1学年ずつ立たせて、発音させました。
 

LESSON12 WHAT CAN YOU DO?B

 
1回ずつ練習です。WALK(”WALK”)JUMP(”JUMP”)・・・・(最後まで)次に3回ずつです。WALK(”WALK、WALK、WALK”)、JUMP(”JUMP、JUMP、JUMP”)・・・・ 

最後まで練習した後、私の発音無しで、@順番通りAランダムに指しての順で発音させました。みんなよくできていました。
「できる」というのは英語でなんと言いましたか?(”I CAN”)でしたね。では、I CANをつけていきます。I CAN WALK.(”I CAN WALK.”)I CAN JUMP.(”I CAN JUMP.”)・・・・ 

このあと、@3回ずつ練習。A教師の発音無しで順番通り発音。Bランダムに指して発音の順で練習しました。
では、先生がある質問をします。でも答は、”I CAN ○○.”で答えればいいのです。先生が指した言葉を使って言います。では、いきます。WHAT CAN YOU DO?(WALK
をさす。子どもたち”I CAN WALK.”)WHAT CAN YOU DO?(JUMPをさす。”I CAN JUMP.”)・・・・(最後までいく)WHAT DID I SAY?先生何と言った?(「何ができるのか」) 

黒板に”WHAT CAN YOU DO?”と書いて、
今先生は”WHAT CAN YOU DO?”といいました。「何ができるの?」という意味です。では、練習してみます。WHAT CAN YOU DO?はい(”WHAT CAN YOU DO?”)

子どもたちの声が小さかったので、カタカナで読み仮名をふってみました。するとしっかりと発音できるようになりました。
WHAT CAN YOU DO?(”WHAT CAN YOU DO?”)では、少しずつ消していきます。 

と言って、読み仮名をうしろから少しずつ消していきました。最初は「ドゥ」だけ消します。そして、子どもたちに3回発音させました。次に「ユー」も消します。また3回発音です。このように少しずつ
けしながら、3回ずつ発音させました。全部消えたときも子どもたちはしっかり発音できていました。
EVERYBODY STAND UP.SAY ”WHAT CAN YOU DO?”3TIMES AND SAY ”FINISHED”AND SIT DOWN.GO” 

子どもたちが全員座ったので、
では、みなさんが質問してください。GO (”WHAT CAN YOU DO?”)I CA
N WALK.(”WHAT CAN YOU DO?”)I CAN JUMP.・・・・ 

次に1〜3年と4年〜6年の2グループに分け、1〜3年のグループに質問させ、4年〜6年に答えさせました。そのあと、役割を変えて練習しました。
では、6年生と2年生STAND UP.最初2年生質問します。6年生答えます。 

学年ごとの練習です。このあと5年生と3年生が練習をしている途中でチャイムが鳴りました。
 

LESSON13 WHAT CAN YOU DO?C

 
 最初から私は発音せずに、指したものを発音させました。子どもたちはよく覚えていました。ランダムに指しても大丈夫でした。次に”I CAN”をつけての練習です。元気良くできました。
何ができるの?というのは英語で何でしたか。(”WHAT CAN YOU DO?”)でした
ね。よく覚えていました。EVERYBODY STAND UP. 

全員を立たせ、3回ずつ言った者から座らせました。このあと学年ごとに練習させました。
4年生と2年生 STAND UP. 最初に2年生質問します。4年生は先生が指したものを使って答えます。GO(2年生”WHAT CAN YOU DO?”4年生”I CAN SWIM.)・・次に交代です。4年生質問。2年生答えます。GO・・ 

最後に1年生と5年生にもやってもらいました。1年生もよく発音できていました。
これから、ペアで練習をします。最初にじゃんけんをするのですが。「じゃんけんぽん」と言ってするのじゃなかったですね。何というのですか。(”ONE TWO THEEE”)でした
ね。でも、これは本当の言い方ではありません。今日は本当の言い方を教えます。ぐーの別の言いかたはなんですか。(「石」)ですね。石とか岩とかいう意味で「ロック」ぱーは紙だから「ペーパー」ちょきははさみだから「シザーズ」といいます。だから「じゃんけんぽん」という代わりに「ロック、ペーパー、シザーズ」と言ってじゃんけんをします。 

と言って実際じゃんけんをしてみました。何回か練習しているうちにみんなよく言えるようになりました。
 

LESSON14 WHAT CAN YOU DO?D

  まずは、アクションワードの復習です。
SAY 3TIMES (WALKを指す。子どもたち”WALK、WALK、WALK”)(JUMPを指す”JUMP、JUMP、JUMP”)・・・・(最後まで進む)1回ずつです。(WALKを指す。”WALK”)・・・・(最後まで進む) 

ランダムに指して発音させた後、”I CAN”をつけて練習しました。




 
「何ができるの?」と尋ねる質問は、なんと言えばいいのですか。(”WHAT CAN YOU DO?”)ですね。はいWHAT CAN YOU DO?(”WHAT CAN YOU DO?”) 
黒板の前に立って文の見せながらの練習です。




 
SAY 3TIMES GO (”WHAT CAN YOU DO?、WHAT CAN YOU DO?、WHAT CAN YOU DO?”)少しずつ消していきます。(DOを消す。)SAY 
3TIMES 
と言うように1語ずつ消しながら3回ずつ発音させました。全部消した後も子どもたちは元気よく発音できていました。この後起立させ、3回ずつ言わせて座らせました。このあと、黒板に注目させました
黒板には、
1 WHAT CAN YOU DO?
2 I CAN WALK. WHAT CAN YOU DO?
1 I CAN SWIM. 

書いておきました。最初私が1番、子どもたちが2番になって練習させました。そのあと、役割を交代して練習しました。
では、ペアを作って練習します。 

と言って、1年〜3年までは、2人組。4年生以上は3人組を作らせて練習しました。4年生以上には、3人での練習の仕方を教えました。全員を立たせ、会話が終わったら座らせました。 最後に全員でWHAT CAN YOU DO? I CAN ○○.の練習をして終わりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                                           続く