MBCウミガメールに寄稿した分で、ウミガメの、産卵から子ガメの旅立ちまでの写真が見れます。
浜日記 2008年
吹上浜ウミガメ塾
 冠水帯に浅く産卵
5月7日23時頃、産卵しましたが満潮で冠水の
おそれから、安全な所に121個移植しました。
卵室上層も11cmと浅いでした。
9月5日 子ガメの脱出跡の窪み(右下)と、南九州が北限のグンバイヒルガオ 20cmほどの多くの子ガメが旅立った窪みも、感動のひとつだ。
8月8日 シャワートラック
 多くの子ガメが旅立った足跡がシャワーのように見えます。ウミガメ保護者にとって嬉しくなる時です。
8月6日 子ガメの旅立ち 砂が滑落する斜面で脱出する瞬間に立ち会った
7月26日 子ガメの初脱出
 5月7日に初産卵された卵が80日かかって海に旅立ちました。 80日は特別に長い日数ではありません。 窪みと足跡から先発の約20匹ほどと思われます。
7月18日 浜崖の急斜面に産卵
 吹上浜では浜崖に挑戦するウミガメが多いです。
 写真を撮るのに、ようやく上がれました。 写真の奥は、同じく浜崖に上がったけど低地に産卵した別な固体の
トラックです。
9月13日 カラス、白蟻などによる食害は食物連鎖、少数などで問題にならないが、10年前から突然始まった狸などによる獣害は産卵巣の6割にもなり、絶滅危惧種のウミガメ保護を考えるとき大きな問題だ。
 鹿児島県内の保護監視活動は大方7月末まで。
 以後の実態はよく知られてない。
 ( 獣害については、「ウミガメ上陸減少」と「07年ウミガメ状況」のページを参照ください )
8月18日 仰向けになったままの子ガメ。 時々脚を動かしていた。

子ガメ救出

8月10日 雨で砂が固まり、砂の落下がなく、窪みから脱出できなくなった子ガメ
 5月5日〜6日未明 初上陸 →
95年以来、初上陸の早さは3番目です。
産卵適地と思われましたが、適地を
探るまでもなく、あっさり帰海しました。

甑海峡の海水温度が、平年よりかなり
高めの報道があったので、早い上陸が
予想されました。。
 5月6日22時〜7日未明 初産卵 ←
初上陸の跡を中央に南北100mに産卵適地を探した後、産卵しました。
当塾ではこのような長いウミガメの足跡をロングトラックと呼んでいます。
写真の左から上陸し、中央のゴミで迷った後、再挑戦したようです。
 障害物で引き返す
5月8日、宵のうちに上陸しましたが、流木と
竹が障害で,それ以上の上陸を諦めた足跡。
 5月14日までに上陸跡10ヵ所は98年(5月11日)に次ぐ多さで、
今年は産卵の増加が期待される。 問題は体力か、風邪をひいてしまった。
8月5日 グンバイヒルガオ
 葉が行司の軍配に似るのに由来する軍配昼顔。
九州南部が北限らしい。
獣害 狸などによる卵の被害が今年は例年より少ないようだ。 原因に興味が沸く
     ( 獣害の例年については上陸減少のページを参照 )
       ↓ 8月29日                      ↓ 8月31日
脱出窪み

シャワートラック

9月30日 大潮と台風接近で冠水、流失の恐れがあり、予定日の巣を掘出し放流。 待ってましたとばかりの活発な動きはパワフルだった。
7月9日 段差が多くなった。 潮と波の関係で段差ができます。
 30cmを超える段差は上がれないので、浜に行かれたウミガメに優しい方が崩してくださると産卵を助けることになります。 海岸侵食には問題ありません。
10月12日 子ガメの旅立ち最終便は、狸と白蟻の食害に遭いながらも、多くの漂着ゴミを乗り越えて逞しく海に向かっていた。 残された鮮明なシャワートラックを見ると健気さを感じる。
 人類500万年。 ウミガメはその20倍ともいわれる大昔から命をつないできたらしい。 逞しいウミガメの知恵から学ぶことがありそうだ。
10月11日  例年、子ガメが帰海した後に孵化脱出状況を掘出し調査しているが、この巣は卵の殻を取り出すと、54cmの底にプラスチックと側面には漁業用の電球が埋まっていた。
9月16日 ガレキの下から脱出。 予定日を過ぎたので注意深く観察すると、2匹がガレキの間にもがいていた。 ガレキを除去すると2匹が顔を出し、さらに掘ると110匹ほどが殻を残して脱出した後だった。
狸による獣害
頭部のない子ガメは()、ガレキ帯越えに時間を費やす間に、狸に襲われたことが伺える。 翌日には死骸がないことが多い。
9月11日 多くの子ガメは、脱出窪みとシャワートラックを残してガレキ帯を越え旅立ったが、20匹ほどは息絶えていた。
7月24日 ユンボが作った柔らかい砂山に沈み込み、前進できなくなったウミガメが暑くなった砂山で疲れて横たわっていました。 9時間もあがいたようです。
通常は上陸から帰海まで2時間以内です。
 砂を除去してお尻をおすと動きはじめました。今回のウミガメは目前でカメラを構えても逃避行動はせず、時々首を精一杯たかくあげて、感謝のポーズに感じました。
6月29日、夜明けに産卵して6時に帰海するウミガメに遭遇。
朝の調査で遭遇するのは稀ですが、この日はもう一頭の夜明けに産卵した足跡がありました。
干潟に残る足跡から、大凡の時間が分かります。
5月24日 卵室を3ヶ所も完成したのになぜ卵を産まない。
6月23日 三本脚 右後脚の先部が欠けて、骨の先が丸くなった個性的な足跡。なぜか最初の上陸地では産卵せず、約2.5km北へ再上陸して産卵。 卵の量に対して巣のサイズが小さかったのか、卵室上層は10cmと浅かった。
5月28日 卵室の周りに血痕が数ヶ所ある。 多くの竹などを乗り越えるのに傷ついたのか。 またも卵室を3ヶ所完成して卵を産まない。 知るほどにウミガメの行動は不思議。
6月3日  浜昼顔、段差に苦労したタートルトラック。 良い構図を狙っていたが、満足できる絵は撮れなかった。
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左の獣害後
 カラスの食害

5月30日 ゴミ集積場所を選ばなくても、と思えるほど。 近くに適地があるのに適地を探さなかった。 砂中深くまでゴミが集積してるのに無事産卵。 卵を確認するのも大変でした。