吹上浜ウミガメ塾

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2004/07/03 (C)FUJ

番外編 シロチドリの産

 ウミガメと同じ時期に、吹上浜でよく見かけるシロチドリの繁殖も行われています。
砂浜に産卵された卵に人が近づくと、親鳥は弱って簡単に捕らえそうに見せ掛け、
卵から人を遠ざける偽傷行動をします。

砂浜を歩くとき、大潮満潮線から内陸部は、卵に気をつけて下さい。
トップページの写真は、
浜崖に挑戦して、ひっくり返ったまま
5時間程(足跡から推定)、あがいた母ガメ。
撮影の後ひっくり返すと、すぐに帰海しました。
3本脚トラック

左後脚を欠いたウミガメの足跡。
他にも個性的な足跡の固体が、
複数回上陸しています。

歩行が大変そうで、歩幅は狭いです。
右後脚1本で穴を掘っているようです。

2000/07/12 6:55 (C)FUJ

5月中旬〜8月初旬、多くのアカウミガメが産卵のために吹上浜に上陸します。
夜中に産卵しますが、早朝の砂浜には巾90cm前後の足跡がくっきり残っています。
足跡を観察すると、母ガメの気持ちが良く分かります。

網に絡み、ゴミ塊と共に漂着。生きていたアオウミガメ
10本ほどの絡んだ網を切ってやると、重い足取りで帰海した。

ココに産卵

  産卵後の疲労で休憩  

 暗いうちから産卵適地を探し、産卵が明け方
になってしまったウミガメ。
産卵は体力の消耗が大きいようで、この固体は私と
遭遇しても40分程動かなかった。

 ウミガメは産卵を始めたら止められません。
産卵時に見られる涙は、私には人間から卵を守れない悲しみの涙に思えます。


涙は、体内の塩分排出で海中でも排出するそうです。

2004/05/23 (C)FUJ

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丁寧タイプ

径17cmX深さ50cm程で、底の広い穴を掘り
産卵した後、跡を分からないように、念入りに
カムフラージュして帰海します。

上陸から帰海まで、90分前後です。

5月〜8月の期間中、一頭の母ガメが
1〜5回産卵するようです。

頑張りタイプ

波が造った段差を乗り越えて産卵成功。

30cm以上の段差は越えられないので、
人の足で段差を崩して斜面を作ると、
ウミガメの上陸を助けることになります。

お手軽タイプ 

安全な斜面まで上がらず、冠水しそうな
渚近くに産卵。

産卵成功を疑う小さな産卵跡もある。

慎重タイプ

産卵適地を慎重に探して産卵した跡。

満潮前に上陸し、引き潮時に帰海した
ことが解る。

満潮時間などから、上陸と帰海の時間
を推定することができます。

2005/06/24 (C)FUJ

2005/08/16 6:43 (C)FUJ
産卵後の帰海  (画像クリックで動画)

海中では速く泳ぐウミガメも、浜での歩行は苦手で重い体を フーッ フーッ と休みながら残った力を振り絞って帰海します。
New クリックで動画
見返りトラック 

段差を越えられず(写真右)、満潮で冠水する段差の下に
(写真左の右上)産卵。
冠水が心配なのか、見返りしながら帰海した足跡が干潟に残っていた。



(注) トラック(Track)とは物体が通った後に残った連続した跡のこと。

2004/05/23 (C)FUJ

2003/07/03 (C)FUJ
2003/06/04 (C)FUJ

2001/08/01 (C)FUJ