吉松は国鉄の町だ。
最盛期のころの吉松の国鉄は、
吉松駅・車掌区・機関区・保線区・電気区・通信区・
検車区・客貨車区・鉄道診療所・購買部などに
分かれて管轄されていた。
職員数は1945〜1960年で600人を数え、
その80パーセントが吉松在住者であり、
鉄道官舎も立ち並んでいた。
写真は現在の機関区の様子である。
機関区左手に転車台があったのだが、SLあそBOYのために
豊肥線宮地駅に移動してしまった。
もしも山線蒸気機関車復活にはぜひともこの転車台が
必要となるはずである。SLあそBOYがSL人吉となった今、
吉松駅に転車台を復活させて欲しいものである。

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