永田岳登山(「岳参り」)
〔3年部2000 更新日2007/02/05〕
1 「岳参り」とは
この永田岳登山(岳参り)は、3年生が毎年5月の下旬,「ヤクシマシャクナゲ」の開花時期に合わせて,1泊2日の日程で行う恒例の行事です。3年生の保護者も参加します(希望者)。
2002年は、5月24日〜25日に実施されました。
2003年は,天候不良のため宮之浦岳への登山に変更されました。
2004年は,諸事情から,宮之浦岳・縄文杉コース(1泊2日)の実施でした。
2005年からは,以前のコースを変更し,永田岳登山が復活しました。
この登山は,屋久島で古くから,どこの集落でも行われていた「山岳信仰」の「岳参り」(参詣登山)にルーツがありそうです。今でも行われている集落があります。この永田地区でも01年6月から何十年ぶりに復活しました。
永田中ではいつから始まったのかは定かではありませんが,それが今でも続いているわけです。有線放送で集落民にも呼びかけての「代理参詣」も行っています。また,里には,学校のそばに「里宮」の「永田岳(嶽)神社」が,永田岳頂上のすぐ下の岩穴には,その「奥宮」が祭られています。
登る前にまず,里宮である「永田岳神社」に全員でお参りをし,「登山の安全」を祈ります。そして,「奥宮」に,持参した「米・塩・砂・焼酎」「お賽銭」「ロウソク・線香」を供え,今回登った人の名を書いた「プレート」を納めます。大人たちは「豊作豊漁・家内安全」を祈り,生徒たちは「志望校合格」を祈ります。
現在は,鹿の沢小屋のトイレ清掃活動を行っています。
夜は「サカムカエ<酒迎え(?)>」といって、登山から無事帰ったことを祝う宴が、3年生の保護者の主催で開かれます。
2 コース
これまで (「淀川歩道」〜「永田歩道」)
<1日目>
○永田(6:00発)⇒車⇒安房⇒車⇒屋久杉ランド⇒車⇒淀川登山道入口(8:00発)〜〜淀川小屋〜〜花之江河〜〜投石平(11:00着・昼食)〜〜宮之浦岳(13:00着 1935m)〜〜永田岳(15:30着 1886m)〜〜鹿之沢小屋(17:00着・夕食・泊)
<2日目>
○鹿之沢小屋(3:30起床・軽食 4:00発)〜〜永田岳(4:50着 御来光<5:20ごろ> 6:00発)〜〜鹿之沢小屋(6:30着・朝食 7:00発)〜〜竹之辻(10:30着・軽食)〜〜水鳥谷〜〜餅田橋登山口(14:30)⇒車⇒永田(15:00)
現在 (「大川歩道」〜「永田岳」)
〈1日目〉
○永田(7:00発)→車→西部林道→大川林道→大川歩道(10:00)〜永田歩道(11:30)〜鹿之沢小屋(12:30着・昼食)〜ローソク岩〜永田岳(14:30着・鏡通信・15:00発)〜鹿之沢小屋(16:00着)〈夕食・就寝〉
〈2日目〉
○鹿之沢小屋(6:00起床・朝食)〜トイレ清掃(8:00)〜鹿之沢小屋(9:00発)〜永田歩道〜大川歩道(12:30着・昼食・13:00発)→車→大川林道→西部林道→永田(16:10着)
3 光交信
これもいつから始まったかは分かりませんが,永田岳頂上と中学校間で鏡による太陽光交信をします。(平成6,7年のころNHKで放映されたと聞きます) 天気がよければ(霧や雲がなければ)永田岳頂上からは,永田の集落や道を通る車も見えます。うまく角度をあわせれば,学校からの「光」を確認できます。もちろん学校からも,永田岳頂上からの「光」を確認できます。
2002年もあいにく雲(ガス)がかかりできませんでした。残念!
2006年は,天気も良く永田からの光をよく見ることができました。
4 ご来光
またまたこれもいつから始まったのか分かりません。さすがにこの「御来光」見学は,朝が早いので希望者だけですが,5時ごろの日の出に合わせて,「山小屋(鹿の沢)」を,4時ごろ出発します。約1時間で昨日登った永田岳の頂上に着きます。5月といっても頂上は寒いです。 日の出の瞬間です。「枕草子」の冒頭部分をほうふつさせます。「春はあけぼの。ようよう白くなりゆく山際,少し明かりて,紫立ちたる雲の細くたなびきたる。……」 体の震えは,寒さのせいだけではないようです。
2002年はあいにく、天気が悪く「ご来光」拝みには行けませんでした。
5 アルバム
 
(左から)シャクナゲ 御来光 ロウソク岩(鹿の沢への途中)
  
(左から)奥宮 鹿之沢小屋前 ロウソク岩 木の上のシャクナゲ
《2006年》
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