この基準に束縛されうると思います
 ゚
は考慮されるでし
ょう
 ゚私は
 `宣旨升を経て
 `近世の京升も
 `
きりですが
 `後の世に米升法を改定する際にも
 `
地と実の関係
大宝田令の実施に際して慶雲三年九月十日格に明らかにされた しく比例する
 ゚日本の米升法がこの基準に束縛されることは
 `
のボリ
ュhムは
 `その米が収穫された水田の一歩のひろさに正
この歩の内得米一升
という基準のことを簡単にいうと
 `米一升
おける地と実の関係をいみじくも理解されてのことでし
ょう
 ゚
帝がじきじきに庭の砂を入れて斗枡を試されたのは
 `米升法に
律令制の頽廃期にな
ってもなおこの基準は生きていたとすれば
 `
いて
 `地と実の関係を抜きにしては語れないものでしたから
 `
律令初期の米升には
 ¬歩の内得米一升
L
という基準が通されて
ことに
 `特に注目しなければならないと思います
 ゚というのは
 `
この斗枡が
 `清涼殿の庭において
 `すなわち土の上で試された
宣旨枡の制定は
 `延久四年
 `
西暦一○七二年のことですが
 `私は
 `
 

.

.

.

.

.







 ¬


L、



思ひならへる人の云なるべし
 ゚
人もありけり
 ゚これは内裏の御ことは幽玄にてやさやさとのみ
かるまさなきことは
 `いかに目のくる
ヽやうにこそみれなど云
どをば
 `こはいみじき事かなとめであふぐ人も有りけり
 ゚又か
りたれば
 `清涼殿の庭にてすなごなどを入てためされけるなん
それを本にして用ひらる
ヽ斗まで御沙汰ありて
 `斗さしてまい
この後三条院位の御時延久の宣旨斗と云物沙汰ありて
 `今まで

延久の宣旨斗と¬歩の内得米一升
L

 home

るので
 `その一升は二七寸ですが
 `これを京升の元祖とみなす
 ゚
二七○
○寸は
 `曲尺の源流になるものさしによる寸法と思われ
 

三二

○寸
 `山陰道
・西海道
 ゚

 

二八○


 `東山道
・北陸道
・南海道
 ゚

 

二七



 `東海道
・山陽道
 ゚

天平六年七道検税使算計法に例示されている次の斛寸法の内
 `
宣旨升が制定される三三六年前にさかのぼ
って
 `
西暦七三六年
 `
歩の内得米一升
 `千年の基準でありえたのでし
ょうか
れた米一升ということができますが
 `私が願うように
 `
にな
っていれば
 `その田の一歩のひろさに応じて一意に決定さ
新しい米一升のボリ
ュhムが
 `旧い米一升に対して
 `一

二倍
とになる
 ゚では
 `歩の内米一升の米升のほうはどうかというと
 `
歩のものにしたとき
 `旧一歩の有効なひろさは三
○尺というこ
を確保している
 ゚こういう三


歩による近世の一段を三六
わかるように
 `畔地を除けた耕作面のひろさにおいても三六尺
近世の一歩のひろさは三六尺平方ですが
 `坪刈の様子を見ても

って歩のほうが一
・二倍のひろさにな
っています
 ゚すなわち
一段というものの有効なひろさは新旧ま
ったく同じなので
 `か



歩ということになりました
 ゚それでも私にいわせれば
 `
の歩積は三六

歩とされていたものが
 `近世に入ると
 `一段は
最も大切です
 ゚その一歩のことですが
 `大宝の田令により一段
ひろさに応じて一意に決定されてしまうので
 `一歩のひろさが
基準においては
 `その米一升のボリ
ュhムは
 `その田の一歩の
歩の内得米一升
 `すなわち
 `田地一歩から米一升を得るという

 home

 ¬歩の内得米一升
L
は永遠に不滅です
 ゚と言いたか
ったわけです
 ゚
要するに
 `
以上の論説には説明不足のところが多
々ありますが

 `
りやすいと思う
 ゚
いわば
 ¬歩の内得籾一升
L
ということになる
 ゚
籾摺りして米一升になるゆえに二升の籾を一升ということにな 籾を量ることが多くなるので
 `籾二升↓米一升ということで
 `
根刈りの普及により
 `米の貯蔵形態が
 `穎稲から籾に変わると
 `
古代の稲刈りは
 `稲穂を摘み取る穂刈りが行われていましたが
 `
A

倍に増す要因について
 `

籾一升

方六尺の歩に対しては一四合四夕の升配当されねばならない
 ゚
与えるか
っこうにした
 ゚ほんとうは
 ` 
食萬条即成
 ゚民之豊饒猶同充倉
 ゚というふうに二合は民に
歩に配当されていたものと思われます
 ゚それで
 `朕念
 ゚百姓有
釣合いがとれていないので
 `一二合の升は従来は三○尺平方の
の升を方六尺の歩に配当したと述べています
 ゚これでは互いの
額田今足勘文
 `一○合の升を方五尺の歩に配当して
 `十二合
慶雲三年九月十日格における歩と升の関係について
 `明法博士
@

・二倍に増す要因について
 `
掛け合わせて二
・四倍にな
っているので
 `個
々に説明します
 ゚
これは
 `一
・二倍に増す要因に
 `二
倍に増す要因が付加されて
 `
三二
・四寸なので
 `元の升のほぼ二
・四倍にな
っています
 ゚
京升の容積は六四
・八二七寸です
 ゚二七寸を一
・二倍すると
 `
 

京升

縦四寸九分
 `横四寸九分
 `高さ二寸七分
 ゚
写真

 

元の升

縦三寸
 `横三寸
 `高さ三寸
 ゚