あきやまただしさんの絵本ライブ
　
　　　　　　　　　 　　　　　　　　　2008年　4月　19日　（土）　10：00〜11：30　　　

　　　　　　　　　 　　 　　 　　 　　　かごしま近代文学館・メルヘン館　文学ホール　

　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　　

　　　かごしま近代文学館・メルヘン館と共催で、絵本作家のあきやまただしさんをお招きし、絵本ライブを開催
　　いたしました。電話予約が数日で定員に達したというだけあり、当日は300人を超す参加者で、会場は開始
　　前から熱気ムンムン。

　　　あきやまさんは大勢の子どもたちを前に、最初から最後まで全身全霊で絵本を読んだり歌を披露して下さ
　　ったりで、約1時間半があっという間に過ぎてしまったように感じました。子どもたちはもちろん、大人までが
　　あきやまさんのパワーと元気を分けていただき、“ホットな気分”に浸ることができました。

　　　数年前拝見したあきやまさんの絵本ライブから、はるかに、はるかにバージョンアップした今回の絵本ライ
　　ブ、あきやまさんの子どもたちに対する温かいまなざし、楽しい時間を届けて下さるための細やかなお心遣い
　　やお人柄など、改めて感じ入った春の一日でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊絵本ライブ　プログラム

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大型絵本　「へんしんトンネル」　（金の星社）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　絵本　　　　「へんしんオバケ」　　（金の星社）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大型絵本　「たまごにいちゃん」　（鈴木出版）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　絵本　　　　「さかさのこうもりくんとおおもり」　（教育画劇）　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　絵本　　　　「さかさのこうもりくんとてんこもり」　（＊近日発売）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　絵本　　　　「まめうしくんとあいうえお」　（ＰＨＰ研究所）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　うた　　　　　♪まめうしくんのうた
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　絵本　　　　「まめうしくんこんにちは」（＊近日発売）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　うた　　　　　♪パンツのうた
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　絵本　　　　「たまごねえちゃん」　（鈴木出版）　　　　


　　　　　＊あきやまさんとＱ＆Ａ　　　　　

　　　　　　　　�@疲れた時、眠い時はどうするんですか？（子どもから質問）
　　　　　　　　　　　　　寝ないで書きます。疲れるけど、笑ってもらえると疲れも吹き飛びます。
　　　
　　　　　　　　�A一番好きな本は？（子どもから質問）
　　　　　　　　　　　　　全部好き。でも、特に「さかさのこもりくんシリーズ」と「へんしんトンネル」かな。

　　　　　　　　�B好きな食べ物は？（子どもから質問）
　　　　　　　　　　　　　天丼ですが、メタボになって玄米・ゴボウです。

　　　　　　　　�Cこれから何になりたいですか？（小さな子どもから質問）
　　　　　　　　　　　　　（笑いながら）小さい時は漫画家。今やっていることはほとんど近いことだから叶いました。
　　　　　　　　　　　　　　これからは・・・冒険家になりたいです！

　　　　　　　　�Dおはなしの声は練習したんですか？（子どもから質問）←楽しい読み方のことと思われます。
　　　　　　　　　　　　　やっているうちにクセになり、できるようになりました。

　　　　　　　　�E今日は楽しかったです。たまご、こうもり、など普通思いつかない題材選びの理由は？
　　　　　　　　　　　　　ノートにキャラクターを書きためています。題材にあわせてそこから引き出します。
　　　　　　　　　　　　　日々精進です。努力は報われます！


　　　　　＊あきやまさんからのメッセージ

　　　　　　　　　「絵本は楽しかったでしょう？　楽しい本を見つけて遊んで下さい。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（文責　Ｋ．Ｏ）

　　　★☆ あきやまさん裏話 ☆★

　　　　　　　　新作の締め切りの原稿をかかえ前日（18日）は徹夜のまま鹿児島にいらしてくださいました。
　　　　　　　　絵本の楽しさを知ってほしいという願いの絵本ライブの “動” のあきやまさんとまったく違う
　　　　　　　　普段の　“静”　のあきやまさんの真面目で誠実なお人柄に、本当にプロの作家と思いました。
　　　　　　　　ライブの後、２時間ひとりひとりの方と声を交わしながらサインをしたり写真を撮られたりでした
　　　　　　　　が、始終笑顔で対応される姿に頭が下がりました。　　　　　　（Ｋ．Ｔ）