<第3回 アニマシオンで遊ぼう!



セミナーB  「図書館は宝島〜物語のおとしもの」    (2007年 9月23日 13:30〜15:30)
            
           「まだ名前のない小さな木」 その他

   
 午後のセミナーの開始は、鹿児島市立武小学校の福田瑞代さんが行ったアニマシオン「図書館は宝島」でした。
机上に、サル・ネコ・イヌ・クマ・ブタ・トリ・オオカミのテーマごとに10冊の本のグループを作って積んでおく。もうひ
とつ、封筒に入った3枚の質問カードも用意する。その3枚の答がのった本を見つけて、質問の答を出す、という
ものでした。「私の大好きな絵本を中心に考えてみました。」という話でしたが、とても楽しい、おもしろいアニマシ
オンでした。

因みに私はクマさんグループだったのですが、わがグループはこの問題を解くとき、まず3枚の問題とは関係ない
本をはずしていくことで探し出しました。これはグループ内の人が、10冊の本の内容をほとんど把握していたという
強みもあったと思います。

            



        


 次に、岩辺先生による「図書館のハローワーク」が行われました。これは、
      
        @ 各仕事の場所(15箇所ほど)が提示されている。
        A 出席者全員に仕事内容が書かれた短冊を配布する。
        B その短冊に書かれた仕事内容ごとに仕事場所を指定する。
        C 各仕事場のグループごとに仕事内容を考える。
        D その仕事内容から、導き出される本の答を出す。

というものでした。昔話から、最近よく取り上げられている本まで幅広い本があり、とても楽しいアニマシオンでした。


         

       

      

      


  また、途中で読み聞かせされた「としょかんライオン」(ヌードセン・岩崎書店)、「くまくん」(二宮由紀子・ひかりの
  くに)、「さんぽひものはつこい」(二宮由紀子・文研出版)など、よかったぁ!というひとことの感想しか沸いてこな
  いほど、その作品の中に浸されて満たされたひとときでした。

                                                      (R・Oさん)