<第3回 アニマシオンで遊ぼう!>
セミナーC 子どもたちと一緒にアニマシオン (2007年 9月24日 10:00〜12:00)
*紹介していただいた書籍
「てじな」 土屋富士夫・福音館書店
「きぜつライオン」 ねじめ正一・教育画劇
「きらい」 二宮由紀子・エルくらぶ
「仔牛の春」 五味太郎・偕成社
「あるひあひるがあるいていると」 二宮由紀子・理論社
「いわしくん」 菅原たくや・文化出版局
「さんぽひものはつこい」 二宮由紀子・文研出版
「ぱぴぷぺぽっつん」 市河紀子・のら書店
岩辺先生の「てじな」で始まったセミナーCは、すぐに「あんどら〜、いんどら〜、・・・・うんどら〜!」 子ども
たちの元気な声でいっぱいになりました。次の「きぜつライオン」でも、子どもたちが息を止めながら楽しそうに
参加、その盛り上がりのまま、絵本を使ってのアニマシオンが始まりました。
子どもチームの「仔牛の春」は熱演、思わず大人チームからアンコールがとび出しました。犬の散歩紐にスポッ
トを当てた、楽しい視点の「さんぽひものはつこい」は、実際に青い散歩紐を手にしながら、あらすじを話してい
ただきました。
休憩を挟んで、後半は詩集「ぱぴぷぺぽっつん」を使って、全員参加のアニマシオン、大人と子どもが混ざった
3〜4人のグループに分かれました。グループカードに書かれた詩の一節をもとに、さらに仲間のグループを探して
7つのチームを作りました。それぞれどのようなパフォーマンスにするか、打ち合わせ・練習をして、いよいよ発表
会です。どのチームも短い時間で、また初めて会ったメンバーとは思えないチームワークで、個性の光るパフォー
マンスを繰り広げました。とても見ごたえのある発表会でした。
ただいま練習中・・・・・
* さあ、本番です!
終了後、お声かけしたわけでもないのに、スタッフと共に片づけをお手伝い下さった参加者の皆さん、嬉々として椅子
運びをしてくれた子どもたちを見て、楽しい時間を共有するアニマシオンの魅力を肌で感じました。
そして、また最後に岩辺先生がおっしゃった、
「アニマシオンという方法があるのではなく、楽しむという心があるのです。」
という言葉が、清々しく心に響いたセミナーでした。
(R・Hさん)
子どもたちと一緒のアニマシオンは、あっという間に思えたくらい、素敵なひとときでした。