<第3回 アニマシオンで遊ぼう!



 セミナー@  「物語探偵団が行く」   
           
 〜推理する力、物語る力をみがこう〜 
 (2007年 9月23日 10:00〜12:00)

            講師 : 岩辺 泰吏 さん

          
 「今回は、アニマシオン入門編ではなく、物語の中身をしっかり考える内容です。」と前置きしスタート。
 テキストは「百まいのドレス」、今年100歳を迎えられた石井桃子さん訳。
    

  
                                 
                  真剣な表情の参加者                                                                                                           


  まず、アニメーター(岩辺さん)から、物語全体の雰囲気、前半の概略(物語の舞台・主人公の名前
  ・住む所・登場人物など)を聞く。


   @物語の山場を、チームを組んで組み立てる。
 
        カードを並び替える。
        カードの文章をさらに要約する。
   
        自分たちのチーム名を考える(一番の盛り上がりポイント)
                        ・・・・・全チーム掲示して、互いに確認し合う。     

    A @の本文をアニメーターが読み聞かせ。が、読みとばした部分の内容は何だったかを考える。
        
        →お父さんから担任の先生へ宛てた手紙

    Bどんな内容の手紙だったのか、考えてチームで書く。

        ヒントは短く、率直な手紙。 ・・・・全チーム掲示。
 
    Cその後の展開を見通して、チームで書いていく。・・・・全チーム掲示。


        


        
   
 
   最後に、その後の展開・結末はアニメーターがさらりと教えて下さいましたが、この作業を通じて、作品を丸ごと
  味わいたい、自分で読みたいという気持ちも掘り起こされるアニマシオンでした。
           

   *紹介された絵本

       「きぜつライオン」    (ねじめ正一・教育画劇)
       「としょかんライオン」  (ヌードセン・岩崎書店)
       「くまくん」         (二宮由紀子・ひかりのくに)
       「さんぽひものはつこい」(二宮由紀子・文研出版)
       「きまぐれロボット」    (星新一・理論社)    

                                                       ( K・Fさん )