2012年5月13日(日)
「約束の力」
(士師記7:1-8)
瀬戸口武伝道師
 イスラエルに敵対するミディアン人の兵力は13万5千人であったのに対し、士師として選ばれたギデオンが指揮するイスラエル陣営は、当初3万2千人でありました。神さまはそれをさらに選別して、最終的にはたった300人になりました。しかし神さまは、小さい、弱いところにこそ、大いなる助けをお与えになると約束して下さいます。「ところが、神は知恵ある者に恥をかかせるため、世の無学な者を選び、力ある者に恥をかかせるため、世の無力な者を選ばれました」(Tコリント1:27)「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」(Uコリント12:9)と書かれている通りです。
 イエスさまが「私が共にいるから大丈夫だ」と言われるその恵みを受け取るには、法則があります。その法則はヘブライ書でパウロが示しています。
「だから、自分の確信を捨ててはいけません。この確信には大きな報いがあります。神の御心を行って約束されたものを受けるためには、忍耐が必要なのです」(ヘブライ10:35-36)
 御心、確信、忍耐このキーワードを心に留めて、主にお従いする道を歩みたいものです。