2012年4月22日(日)
「救いは主にこそあり」
(ヨナ2:7b-10)
  旧約のヨナ書は、神を信じる者の姿を学ばされる書物です。
 ヨナは神さまから使命を与えられたにも関わらず、神さまから遠ざかろうと逃亡を図りました。人間は往々にして自由になりたい、神さまからも自由になりたいという傾向があります。神さまから離れることで真の自由を勝ち取ることができるのでしょうか。かのキング牧師は、「神に依り頼むことがなければ、人間はindependent(自主・独立)することはできない」と言いました。
 その真理を、魚の腹の中で悟ったヨナの言葉、「救いは、主にこそある」(10)は、再献身の決意の祈りです。