徳之島町立神之嶺小学校

読書が大好き 夏目おどりの神之嶺小

特色ある教育活動

読書活動と夏目踊り(県無形文化財指定)は,本校の特色ある教育活動の2本柱として活発な取組を行っている。

1 読書活動

 学校での読書活動は, 日課表に位置づけられている読書集会(教職員や保護者による読み聞かせや本の紹介)や朝の10分間読書等である。毎月23日の読書の日には, 読書カード(心に残った本の紹介)の記入を家庭学習の課題としている。また, 家庭や地域で行っている読書活動では, 各学年の保護者が担当して行う親子読書会や,夏休みラジオ体操後に行う親子読書, 各集落での夕読み放送等がある。このような取組を通して, 本に親しみ, 本の世界を味わうことができる児童の育成をめざしている。

2 夏目踊り

  夏目踊りも教育課程(総合的な学習の時間)に位置づけ, 保存会の方々や学校職員の指導のもと, また高学年が後輩達に教えながら,練習を続けている。 島口を語る子どもがほとんどいなくなった現在で,本校の子どもたちは,踊りながらしっかりと「あったら七月」「五尺手拭」を唄い,様々なイベントで,練習の成果を披露している。本年度は国民文化祭において,夏目踊り保存会の皆さんと共に,出演する予定である。   夏目踊りは陰暦のお盆が過ぎて7日前後の干支の丙, 丁, 戌と続く日を選んで催される地域行事である浜下りの夜の風物詩とされている豊作祝いや家内安全を祈願する踊りである。この踊りを児童が学ぶことを通して, 郷土のすばらしさを感じさせ, それを後世に伝えようとする態度を育てることをめざしている。

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