〜〜〜BLACK FIN TUNA〜〜〜

2003.3.8 Y/SAKAKI


 なんと奄美大島でクロマグロフィーバーだ!高級魚クロマグロが釣れるとなると指をくわえて見ているわけにはいかぬ!それも宇検村の焼内湾とくれば・・・
 その前になんでクロマグロ???と思った貴方はするどい!訳ありなんですねこれが。奄美は最近クロマグロの養殖が盛んな所なのです。業者の方がイケスを移動していたところ、イケスの網が破れてしまい700尾近い20〜30kgクラスが脱走してしまったのが事の始まり。自由を得たクロマグロはもはや天然物です!ちょっと強引過ぎたかな。噂は瞬く間に広がり宇検村は青森県大間になってしまった。
 いち早く情報を入手した池君が親戚のオジサンの船で出漁したのが2/11のこと。第1投目からロッドは満月。うひゃ〜と言ったかどうかは知らぬがリールからじゃ〜と糸が出てプッツン!またプッツン!またまたプッツン!もはや天然マグロになったお魚の引きは強いのだった・・・イケスを係留しているロープにことごとくラインがあたり切れているようでロープをかわしやっと1尾GET。ロープとも格闘しなければいけないのでした。
 クロマグロGET情報を本人がKAMAZZ メンバーに流したものだから大人しくしている訳がない。
 第2陣は2日後に有休を取って出漁した。斉藤さんと私だ。ボートにジギングタックルを積み込みエンジンを掛けようとしたらエンジンがうんともすんとも言わないのだ!係留ロープも外していたもんでボートは風に流されるしエンジンは掛からないし。必死でオールを漕ぎ漕ぎ港に無事帰還!船漕ぎ競争の練習をしに行ったようなもんだ。仕方なくイカ釣りとタラの芽を採って帰りました。
 第3陣は須藤君が壊れかかった手漕ぎボートで友人と出漁。手漕ぎボートのユラユラ揺れる船上から2尾もGETしてしまった。「老人と海」のじいちゃんも真っ青である。2尾も積んだ手漕ぎボートは今にも沈みそうだったらしい。しかし、呆れてものも言えない。よ〜やるわ!
 これが奄美のクロマグロ騒動のお話でした。ポツポツまだ釣れているらしい。が、誰も行かなくなってしまった。ちゃんちゃん♪・・・おわり。


〜〜〜BLACK FIN TUNA〜〜〜

〜〜〜手漕ぎボートでGET!〜〜〜

〜〜〜まさか漂流するとは〜〜〜

〜〜〜無事生還し撤収す〜〜〜

もはや天然マグロになったマグロ騒動のお話でした。

JIGGING
HOME