2002.5.2 Y/SAKAKAI


 奄美大島のフィシングクラブ『ザ・カマジー』『Team Angler』が昨年から行っていた親善釣りマッチが発展して今回の"JIGGER SESSION in 奄美"となった。海のルアーフィッシングをこよなく愛する奄美大島のアングラー36名が勢揃いした。
しかし、KAMAZZを立ち上げた15年ほど前はルアーなど投げるのは我々の他は皆無だったのにな・・・。「そんなもんで魚が食うか!」と呆れ顔されたもんだ。フライなんぞキャストしようものなら変態扱い(笑)時代は変わりました。10年一昔とはよく言ったもんです。
 大会は4月28日に名瀬市大熊港をベースに東シナ海側で行われました。対象魚となるのはジギングでカンパチ、パヤオでキハダマグロ、シイラ、トップのGTと狙い目が豊富。早朝5時前から受け付け開始、恵正行実行委員長の開会宣言に始まり。乗船する船の抽選。池秀平によるルール説明などなど・・・。それぞれが思い思いのタックルを船に積み込む。午前6時に『浜千鳥』、『浜千鳥丸』、『ことぶき丸』、『アルカトラズ』実績充分の4隻で大熊港出港した。気になる天気だが小雨がパラついて時折強い風が吹き抜ける。私(榊義弘)は山元雄二船長の浜千鳥に乗船した。船はどうやら沖の中層魚礁に一直線のようだ。まずはここでデカバン・キハダマグロをGETしようという魂胆らしい。1時間ほどで到着した。すぐ目の前にはトカラ列島最南端の横当島が見えている。100gのジグを付けて水深80mにいるキハダを狙う。私の隣の登浩二さんに早速当たり。ビビンビビンとロッドを叩くような青物特有の引きだ。3kgクラスのキハダをGET。ところが当たりが渋くなかなか思うように釣れない。私は大物を狙うべく100m以上沈めジギングしてみるが全く釣れない。おかしい?この場所を諦め宇検村のパヤオへ移動。こちらは浮き魚礁期待の第1投目、しかし、ここも同じだった。20kg近いシイラが泳いでいるのを見つけポッパーで狙っていた○○さん
(お名前が分かりませんでしたもし見てくださってたら連絡下さい。ごめんなさい)が数投目でガッチリ喰わせた。相手がデカイだけになかなかのファイトだ!鮮やかなシイラのナイスバディにうっとり・・・しばらくしてデカイシイラが船縁まで寄ってきた。ギャフが掛かり取り込む段となったその瞬間、最後の抵抗"Oh My God!!!"ぬわんと、ギャフが外れると同時にポッパーも口からポロリ・・・涙のリリースでございます。幻の優勝魚?は悠然と泳ぎ去って行く・・・あ〜あなたの優勝も去っていく・・・!
 昼前になると風が北東に回り海がかなり時化てきた。パヤオのキハダからジギングのカンパチへとターゲットを変更。大和村戸円沖のポイントへ水深は比較的浅い100m前後。気合いを入れてジャークを繰り返すのだが潮が悪いのか当たりが出ない。結局、浜千鳥ではジギングの獲物はなしに終わってしまった。他の船では小型ながらカンパチが20本近く上がっていた。大会の結果は、朝一番宇検村パヤオを攻めた
ことぶき丸の釣果目立っていた。シイラの18.2kgが2尾、6kgオーバーが何本も上がっていた。本当にお見事でした。

大会結果

優勝

俵 裕樹
252ポイント シイラ18.2kg他

2位

原口 泰法
182ポイント シイラ18.2kg

3位

碇山 将
158ポイント シイラいっぱい

大物賞

原口 泰法
18.2kg シイラ

レディス1位

成田 清美
キハダマグロ

レディス2位

成瀬 裕子
キハダマグロ

協賛メーカー
ダイワ、ザウルス、UFMウエダ、DUEL、マリアオフィス、ゼニス、バスディ、ZENAQ、美佐釣具店、ことぶき丸、アルカトラズ

主催
有村商事(株)、THE KAMAZZ TeamAngler


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