2001.6.30〜7.1 Y.SAKAKI



スカッと梅雨が明けて夏本番!実に気持ち良いくらい暑い熱い暑い!
毎年恒例の名古屋のフライマン、坂野さん、竹内さん2名がやって来た。今回、師匠の宇佐見さんは都合で来られなかったのが残念!
 竹内さんは4年目。坂野さんは今年で7年目。そして毎年、チヌのサイトフィッシングに挑戦している。昨年はアヤマルフラット(親愛を込めてこう読んでいる)で良い結果を残せた。
待ち合わせの場所をアヤマルフラットにする。1年ぶりの再会。
 早速、タックルを準備。常に風が吹いているのでロッドは#8、リールには透明のフローティングライン、そしてバッキングを200m程巻いた軽いウオーターワークスのリールをセットする。フライは、TMC800S#8に巻いたクレイジーチャーリーやクラウザーディープミノーなど。ボーンフィッシングタックルと全く同じだ。チヌは波打ち際を回遊していることが多いので浜から少し離れて魚影を探す。
 しかし、見えるのはモンガラカワハギ、異常発生のアバス(ハリセンボン)、コトヒキとボラだけ。肝心のチヌは姿を見せないので3人ともロッドが振れない!アヤマルフラットの真ん中のエビ養殖場の排水溝周りを探すが・・・。まーいつもいるとは限らないと分かっていてもなー・・・。竹内さんがチヌを見つけアプローチをしたがやる気がないのかダメだったようだ。3時間程アヤマルを楽しんだが、コトヒキ、ダツ、ネバリのみだった。
 夕まずめを狙って節田海岸に移動。南からの風が強く海面がざわついていて見つけにくい。またまた竹内さんがチヌを見つけてキャスト。チヌの目の前に落ちたフライに反応しチェイスしたが途中でUターン。
私は気づくのが遅く足元を40cmくらいのが泳ぎ去って行ったりで・・・ぜんぜんダメ。陽が傾いて1日目終了。
 昼間、陽に照らされていたのでビールの美味いこと美味いこと!2ダースの缶ビルが残りわずかまで飲んだ。
 翌朝は、知根小学校下のアリメンに向かう。潮が引いて出来たプールで30cmクラスのチヌが4〜5匹、ガラ(メッキ)のようにチェイスしてきたが下手っぴの私は喰わせきれなかった。
 その後、魚影もなくなり移動。移動途中、根瀬部の河口で50cmオーバーのチヌの群を発見。1匹だったのが3匹になりとうとう20匹近い群に。早速、タックルを持ち坂野さんが挑戦。普段鍛えたピンポイントキャストで狙い打ち、しかし、デカ・チヌは全く知らんぷり。30分程トライするが・・・やる気がないので話にならない。次にTDペンシルの付いたルアータックルで竹内さんが果敢に攻めたが・・・なんでこうなるの・・・!やる気があるのはアバスだけ。
 お昼に龍郷町赤尾木海岸に移動。チヌとガラの実績がある海岸だ。底が黒ぽいのでサイトフィッシングにはちょっと辛いポイントだ。波打ち際で、坂野さんがチヌにアプローチする。しかし・・・今回は反応が悪すぎる。
チヌの魚影を探していると坂野さんの目の前で40〜50cmくらいのボラが逃げ回る。次の瞬間15kg以上はあろうかというGTがドッカーン!ボラを襲う!条件反射で坂野さんがGT目がけてキャスト・笑い・・・また静かな海に戻った。
 クラブの松田君に会う、アヤマルフラットに行ったがチヌが1匹反応したがダメだったとのこと。「龍郷町久場の海岸線にチヌが群れてるよ。でも、ぜんぜんルアーに反応せんちょや〜!フライだったらいいかも?」なんと美味しい情報ではないか!久場に着いて、海岸線をそーっと覗いて見るとチヌの群!20cm〜40cmクラスがうようよ。姿を隠して坂野さん竹内さんがフライをそーっと送り込む。しかし・・・なんでこうも喰いが悪いのか?ここでもやる気満々はアバスだけ!
 フライで狙うチヌのサイトフィッシング。なかなか釣るのは難しい、尾ビレふりふりフライを追う姿を見ると止められなくなるのだ!簡単に釣る方法はいくらでもあるのに?究極の自己満足!また休みの日はどこかの浜でサイトフィッシング!




アヤマルフラットでチヌを狙う!

なぐさめてくれたコトヒキ君、ありがとう!

知名瀬にてチヌを狙う!水路のような所に奴らは群れているのだ!


その後釣れましたよ!
 7/11、赤木名フラットにて釣りましたよ!。小さいチヌだったけどスリル満点。興奮のサイトフィッシイング。チヌの前方にフライをキャスト!ちょんちょんと小刻みにリトリーブ。尾ビレふりふり追い掛けてくるチヌ!グッグッと食い付いちゃいました。こうなるとサイズなんか関係ない1年ぶりに手にした見ながら釣ったチヌ。とても愛おしいチヌでした。嬉しい〜い!


赤木名海岸で楽しませてくれたチヌ!

赤木名スペシャル!
フック・・・・TMC800S#8〜6
アイ・・・・・洗面台のチェーン
ボディー・・・愛犬の毛、うす茶色ならなんでも可
レッグ・・・・バス用のラバーレッグ

ラバーレッグが良かったのか?海の定番の光り物はまったく使っていません。地味なフライが好みなのかな・・・?以前、釣ったときも地味な茶色のシュリンプパターンだった。「赤木名スペシャル」でおためしあれ!

SALT FLY

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