2004/07/13 Y/SAKAKI & S/SATOMI

 今年もサイトフィッシングでチヌをフライで釣る集いがありました。オジサン達の臨海学校といったところでしょうか?名古屋から4名、大阪から4名、現地奄美人が5人参加で賑やかでした。
この釣りで一番気になるのはお天気です。雲があると全く釣りになりません。臨海学校一週間前からお天気ばかりが気になり食事も喉を通らない(嘘)事前情報によると大阪組の中に「嵐を呼ぶ男」が二人いるらしいではないか?これは最強タッグで低気圧の強い味方になりそうな気配が濃厚だ。
 7月9日の午後2時前に大阪組が到着しレンタカーの準備をしているとにわかに風が冷たくなった。事前情報は確かなようだったらしく大粒の雨が落ちだした。雨が上がる頃に名古屋組が到着した。「嵐を呼ぶ男」二人に小言を言いながらサイトフィッシングを諦めガラ(メッキ)釣りに向かった。
 須野漁港では1投目からガラが釣れだした。が、数匹釣れたらサッパリあたりがなくなってしまった。1時間もしないうちに雨は本格的に降りだし雷も鳴りだした。大阪組は全員バンブーロッド・ビルダーなのだ。なぜバンブーロッドなのか?理由は雷が落ちても大丈夫なように・・・らしい。説得力がある!早々に釣りを諦め宿に向かった。その後の雷雨は久々に経験する凄まじいものだった。名瀬市では15分程停電までしてしまった。恐るべし「嵐を呼ぶ男達」である。
 次の日も、天気予報では曇りのち晴れだったが、晴れのち雷雨、のち薄曇りにわか晴れだった。釣果は、名古屋のコンパラさんが朝一番にテェーリングしている良型のチヌを釣り上げた。湾の反対側に居たが
「お〜喰った〜!」の雄叫びはよく聞こえた(笑)サイトでチヌを掛けるのは本当に快感なんですよ!その他はコトヒキ、メッキ、ネバリ、ハリセンボン・・・。
 3日目は朝から快晴。大阪のメンバーと龍郷のポイントに同行した。満潮2時間前からがベストタイムなのだが、帰りの飛行機の時間の都合上早めに入った。魚が居るのかが心配だったが。一番奥の浅瀬でテーリングしているチヌ、クルージングしているチヌに出会えた。チヌ達に交代しながらアタックしてもらえて良かった。しかし、潮の影響で食い気がいまいちだったようでノーバイトだった。
 サイトで狙うチヌはそう簡単には釣れないところが面白い。釣りを終え宿に戻り冷えたビールを流し込む一時が最高だ。また来年も
「FLy de TINU 臨海学校」が楽しみだ。


 朝一、師匠と屋new・一級ポイントに入る。入ってすぐ手前で、師匠が1尾見付けるが、何故か僕には見えなかった。師匠キャストの間も無くgone。まあイイヤ、核心部はこの林の向こうだ、それに、道中も見つけながら行けば良い。と思いきや、師匠、かなり退いた海の殆ど波打ち際を、付いて行くのがやっとのスピードで、早く歩く。じゃあ、僕が海岸線から離れて師匠の後ろから付いて行っても、
意味ないな。まあイイか、核心部は、反対側。あっと言う間に、岬を回り、反対側に着くと、師匠がフライを外し、戦闘態勢。何だ、最初からここから釣りするつもりだったんだ、と思いきや、ちょっと歩くのが早い様な気が、、、とうとう発電所の向かえの岬まで来ちゃったよぉ〜。まだ、キャストせず。テーリング見ず。
師匠が発電所の方角に投げていたので、その向こう(発電所を右に見て)を覗いたら、かなりの良型、発見。岸から50センチくらいの所をふらふら物色中。
イタダキ!と思いフォルスしたら、ゆっくり沖の方へgone。
そうか、奴からすれば、こちらは高台だった。次回ここを覗く時は、要チェック!

第2ラウンドは喜瀬
ここは前日確認済みなので、潮が上がって来れば、必ずサシて来るはず。まだ海水がテトラまで届いていなかったので、コトちゃんと遊ぼ。しかし、掛からん。あたりは何度もあるし、追っかけるのも見える。掛からん、昨日までの不運をまだ引きずっているのか??
 潮が少し上がって来たので、テトラの10mくらい上で魚を待つ。すると、さらに20mくらい先を、移動する何かが見える。そうこうしていると、今度は真横から向かって来た。良型だ。キャストしてリトリーブ。早く食え、食え、と思ったら、姿を見られてダッシュ。まあ、ベストはもう少し後。
 その後、先ほどのよりやや小型のチンにキャストしたが、、、、ここは魚が濃いです。
 いよいよテトラに水が浸かろうとしたら、師匠から撤収、移動の合図。もう少し、やりたかった(涙)。

第3ラウンドは手花部
ワールドマリン正面からアプローチしたかったが、ビークルは湾が見えたら左折。
師匠、親分(吉村さん)、里見、坂ちゃんの順で海岸に降りる。
すると、師匠と坂ちゃんは右の正面へ(坂ちゃんもW・M正面が良かったのネ)
 親分と左へ行く。
こうなったら潮があまり上がらないうちに、灯台前、トラップポイント(昨年チーフに連れて行ってもらった海の中の石垣)へ直行だ。運良く読みが当たった。
一番手前付近で、7,8尾の群れ発見。キャスト。あれ?まだ大きい奴は連隊を乱していないぞ、と思った瞬間、ラインに生命感。ランディングまでに一回”ジィ”っとリールが鳴った。小チヌGET。すぐ親分が駆け付けてくれて、祝福の手を差し延べてくれた。あ〜〜、良かったァ!嬉しかったし、何か肩の荷がおりた、
何とか、9回表、完封免れた、そんな感じ。その後も、何回か群れを見ました。ここも、時間限定、魚濃いです。
 今回の釣行は、僕にとってはすーごい厳しいものでした。
次回の時は、昨年の様に沢山”運”を呼び込める様に、日々、精進いたします。


臨海学校お写真集
SALT FLY
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