2003.3.29 Y/SAKAKI

奄美の三月は天気が安定しない。明け方は雲一つなく晴れ渡っていても日が昇ると雲が拡がり雨になったりとサイトフィッシングには辛い季節だ。まだ海の水も風も少し肌寒く短パンというわけにもいかない。
 今日も喜瀬海岸でウエイダー履きチヌを狙ってみた。中潮で干潮が午前11時44分(旧暦の2月27日)潮位は70cm。干潮1時間半前からウエイディング開始。チヌのサイトに良い潮なのだが雲が多い。しかし、強風なので雲が切れるのが早くあまり苛立つこともなさそうだ。強風もたまには役に立つ。晴れている間はチヌを探す。雲が拡がると海の中の案山子になる。この釣りを知らない人が見たら頭のオカシイ人だろうな!待てよ、こんな釣りを知ってる人が居るわけないのでハッキリ言って変人だな?ヤバイ!(笑)
 チヌは川の流れ込みが海に続くやや深くなった所に群れていることが多い。セオリー通り1尾発見。フライを送るがチヌの目の前に落ちチヌは砂煙を上げて疾走。先ほどより10m程先に良型を発見。1m横にフライを送り込みリトリーブ。チヌは体を反転し一気にバイト!今日のリールはクリックブレーキなのでブレーキなんぞないのと同じでギャ〜〜と派手な逆転音。快感です。上げてみると40cmオーバー。写真に収まってもらいリリース。満潮までの間にあと1尾追加できた。2尾釣ったところで次のポイントへ移動。
 喜瀬から山一つ越えた手花部海岸で振ってみる。2週ほど前からボラの50〜60cmクラスの群れが浅場を回遊してくるので紛らわしくて仕方ない。浅瀬を前方からやって来る姿はまるでボーンフィシュだけど、こいつは遊んでくれない困った魚ちゃんです。餌でも撒いて騙してやるかな。手花部海岸は海底が茶色っぽいのでチヌを見つけにくい。案山子になってじぃ〜っと探さないといけない辛抱の釣りです。居ましたよゴロタの中に発見!フライを送り込むとやる気満々で猛烈な勢いでチェイス&バイト!リールがギャ〜と断末魔をあげる。こんなにブレーキの効かないリールは面白い!サミングブレーキの練習をしつつランディング。これまた40cmオーバーのナイスバディだ。時計を見ると3時前腹が減ったので納竿。旧暦3月3日を過ぎると一気に初夏モードに突入です。これからがサイトの季節です。あ〜楽しみだ〜〜〜!




喜瀬海岸 強風で見つけにくいけど食い気抜群!

本日1尾目 なかなかのGOOD FIHGTER

本日2尾目 リールがギャーと悲鳴をあげた

手花部海岸ここはちょっと見つけにくい

本日3尾目 本日NO1のチヌでした NICE BODY


ほぼ実物大です。まんまチャーリーです
皆様、次を楽しむ為にもリリースを!!


〜〜〜TINU/TINU/TINU 3/30〜〜〜

こんなエッジでチヌの回遊を待ってるといろいろな魚が
目の前を泳いでいきます。でもなかなか釣れない・・!

黒い背ビレを出して猛チェイス&激バイトのお魚でした

おまけ!昼飯を食べたテラピアの池
うじゃうじゃいますテラピア君!

SALT FLY
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