2003.4.26 Y/SAKAKI


 いや〜!こんなにイカ様を釣らせてしまっていいのか?俺は天才ガイドかもしれない!」福岡から仕事でやって来たN氏は次の日にイカ釣りをしたいから連れて行け・・・。前日には我が家にどでかいロッドケースが届いた。もう〜やる気満々である。N氏とは25年来のつき合いで毎年夏になると二泊三日カケロマ地獄キャンプに子供共々連行されて奴隷のように使われている。今回も似たようなものである。N氏の今回の目標はキロオーバー5杯GETらしい。恐ろしい目標を立てている。
 
朝8時にホテルに迎えに行くと酒臭い。なんと3時まで飲んでいたらしい。ふとどきな釣師である。二日酔いのN氏を乗せ車を走らせる。途中の大棚堤防でまずは投げてみるがイカの気配がなく宇検村へ移動。宇検村宇検港に到着。「さっきの大棚は最悪だったけど・・ここはイカの気配があって良い感じ・・」と言っていたN氏のロッドが5投目でいきなり満月になった。え〜そんなに簡単に釣れてええのかい!奄美初のイカがなんと2キロ近い大きさ・・・これはいくらなんでも上手く行き過ぎだ。その後しばし振ってみたが当たりが遠のいたので対岸へ移動。魚のもじりを見つけたN氏はエギを止めルアーを付けて遊んでいる。色気の多い釣師である。結局お魚にからかわれて次へ移動。
 車中から良さそうなポイントを発見。N氏のエギの後ろを黒いシルエットが追尾して来た。目の前で小刻みに動かしたエギに我慢できず食らい付いた。2杯目が1.5キロまさしくイカを呼ぶ男である。
 腹が減ったので芦検堤防で昼飯。「
ここもよく釣れるんですよ」とアドバイスすると「イカの気配がないね〜!?」と言うのだ。ガイドに対して生意気である。気配が・・・と言いながらもキャスト!あ〜また釣れてしまった。恐ろしいくらい釣れすぎ。弁当を開けながらキャスト・・・今度も釣れてしまった。唖然!「やっぱ奄美は凄いね〜うらやましい」を連発。
 その後は当たりも遠のいたこれで良いのだ。あちこちの堤防をせめてかなりお疲れのN氏とうとう名柄堤防で寝てしまった・・・・・・・・・・・・・・
 日の暮れた宇検港に戻り水銀灯下で目標の5杯目を狙う。ついている人には釣れるものでなんと5杯目をGET!結局、キロオーバー3杯、ちびイカ2杯で目標の5杯達成。奄美エギングを充分堪能したN氏は勝利の美酒に酔い翌日も酒臭かったのは言うまでもない。




宇検港

大男なのでイカが小さく見える1杯目

2杯目


根性の5杯目

名柄港でしゃくる・・気配がないよ〜榊くん

釣れなかったけど一番のお気に入りとなった佐念の海

たえんハマ

良い天気だ暑い4月

EGGING
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