2002.11.17 Y/SAKAKI


 新北風と書いてミーニシと呼ばれる季節風がガンガン吹き始め奄美も秋から冬モードに突入です。しかし、本土のように雪は降らないけど風が強くて寒いんだよな〜ローカルの我々には。
 普段、寒くなるとウエイディングまでして釣らない怠け者なんですが遠い所からテンギラス君がやって来るんで根性出してフライを振って来ました。3日間の内、中日はジギングの予定だったんだけど波高がなんと4mで中止。波高が4mということは暴風状態で雨が降っていないのが唯一の救いでした。テンギラス君は重い鉛の塊と鉛をシャクル棒もたくさん持ってきたのに気の毒だな〜〜〜。それで3日間フライ三昧とあいなりました。
 それもフライでチヌをサイトで狙うだなんて・・・。サイトで一度チヌを釣ってしまうとそれ以外の釣りが出来なくなってしまうほど面白いから困ったもんだ。もう
サイト病です。只今、感染者急増中につき要注意。まずチヌ探索から始まる。必然的にポイントは遠浅で濁りのない浜辺となる。しかし、風が強いと波だって見にくくなるし、太陽が出ないとますます探しにくくなる。この釣りの成立条件は快晴&中潮〜大潮にかけての干潮からの上げ潮&そよそよ吹く風の日となる。無風べた凪ぎはチヌがナーバスになる。条件からいくと今回は正しく最悪!フライは茶系統のチェーンアイの付いたC.Cを結ぶ(チヌが普段食べてる甲殻類と似ている)。
 チヌを発見したら、
静〜フライを送り込む。チヌがフライを見つけたら次は逃げまどうエビになったつもりでフライを動かす。チヌに食われたら負けのようだけど勝ちなのです。40cmを越えるチヌはなかなかのファイターですよ。自然を味方に付けないとなかなか遊んではもらえませんが楽しいですよ。
 全国の物好きな皆様いかがですか???
*ちなみに11月過ぎると奄美でもウエイダーは必需品です。が、晴れたら暑い。




晴れてるとこんな感じで最高!

1日目 暴風 太陽が顔を出すのを待つテンギラス君
太陽が出たらチヌをひたすら探す
Yeah! チヌ発見! エビになったつもりで逃げまどう

2日目 風を避けてマングローブ上流でチヌを探す
この日は風浦の奄美大島南部を攻めてみたが観光に終わってしまった

3日目 べた凪ぎ龍郷町瀬留で またまた 探す
あちこちに居るんだけどべた凪ぎでチヌは超ナーバスに・・・

どこやらで見覚えのある光景だな・・でも・・狙ってるのはチヌ

潮が引いた浜辺で親子連れが潮干狩り
たまにはこんな家族サービスをしないといけません

可愛い小チヌです

これはなかなかのGOOD SIZE!

フライはこんなやつです参考にどうぞ!


SALT FLY

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