ジャポニカセブンに入荷してくる家具達は良い状態の物は、ほとんど有りません。ソファや椅子の場合、やぶけていたり、バネが出ていたり、ぐら付きがあったり、箪笥類は、引出しが開かない、塗装がはげているなど状態は様々です。
現状では捨てられる運命にある家具達にもう一度、息を吹き返してもらい、末永く使ってもらえる様、日々家具再生に勤しんでいます!!

張替え後のソファの写真

張り替えたソファの写真です。フレームの再補強・
肘と脚部は再塗装してあります。
張替え前より座面の厚みが増しています。
現在のソファとは違う独特の座り心地です
同じ曲線を描いた肘のラインでも並べて見たら
高さ・角度・長さ・厚みと色々違いがあります。

上の写真のソファが仕上がるまで

入荷時の状態です。50年程度経過した物です。
肘や脚部はグラツキ、生地は触ると裂け、底はスプリングがぬけている状態です。

いつもの事ですが、この状態のソファを生き返らす事を考えるとワクワクしてくる私(オーナー)です。
表生地を剥がし、綿・ワラ(またはパーム)・ウレタンなどを
取り除きます。
更に座面の麻のシート・力布
・コイルスプリングを取り外します。

肘や脚部は再塗装して取り付けなおしてグラツキの原因の箇所は再補強します。
ここからは私の好きなソファの座面作りです。まずはコイルスプリングの位置を決めてジュートの力布部分に固定していきます。 次にスプリングが倒れないようにタテ・ヨコ・ナナメとヒモで一個一個、クモの巣状に結んでいきます。
私がもっとも好きな所がここです。
出来上がった時何ともいえない快感を覚えます。(お客様からよく病気だと言われます。)
次に麻のシートの代わりに座屈に強いヘッシャンクロスを張ってその上にワラ(またはパーム)・綿・ウレタンチップ・ウレタンフォームなどをのせていきます。(最近のソファはウレタンフォームとウレタンチップのタイプが多い)

↓回転椅子の仕上がりまでの様子です。↓
@入荷した時の状態
写真では判りにくいと思いますが、生地は指で押すと破け、肘や脚はガタツキがあり、スプリングも生地表面近くまできていました。
Aグラツキの原因の脚部を全て
ばらして、再塗装した状態です。
B座面の下地つくりです。
ジュート(麻)の力布を張り、
スプリング置き、クモの巣状に
紐で固定します。
C下地が出来たらヘッシャンクロス
を張り、その上にパーム(またはワラ)、
ウレタン、ウレタンチップなど
重ねていきます。
完成です。
張替え前と比べると座面・背もたれのふくらみボリュームが違います
優雅なラインです。 これからまた、新しいご主人様のもとで何十年も使われると思うと嬉しくなります。 くどいようですが
優雅なラインです。



ジャポニカセブンでは、お客様から家具の修理もお受けしています。
※修理依頼される方は、まずは修理をする家具の写真をメールにてお送り下さい!!
◆1980年代以降に製造された家具の修理は受け付けておりませんのでご了承下さい◆

↓お客様から修理依頼品の仕上がりまでの様子↓
お客様から修理依頼でお預かりした肘付きソファです!!
座面は生地が擦り切れてヤブケがあります!!
座面裏側は中央部分のスネーク(S字)スプリングが2ヵ所欠損しています。 フレーム本体も側面から指で押す程度でグラツキが発生します。 鹿児島市内で古くから家具の製造販売をしている九工家具家具さんのソファです。
電話番号がまだ、一ケタの時代です。70年代初頭までに製造された九工家具製のソファ・椅子・キャビネットはデザイン性が高いものが多く、個人的に好きな家具店です。
上のソファを仕上げた状態です!!
グラツキをなくす為、細部に再補強をしました。 欠損していたスプリングを耐久性のある物に交換!! ヤブケていた座面一層目の麻シートを耐久性のあるヘッシャンクロスに交換!!この上にパーム・黒綿・ウレタンの順でクッションを作っていきます。 材質はブナ材を使用しています。 とても綺麗なラインです!!