写真●唐仁原田の神

●唐仁原田の神

Tojinbara Tanokami

万世校区唐仁原上ミゾコ(移転前)

ミゾコの田の神はコンクリート製の土台(地面から高さ70センチ)の上の,ブロックで囲まれた2メートル四方の敷地に祭られていた。
田の神は,下から高さ10センチの基石,高さ15センチの台石@,高さ21センチの台石A,高さ20センチの飾り台石,そして本体高さ84センチ×幅45センチ×奥行き40センチの凝灰岩製の托鉢僧型石像。
台石Aに写真の碑文がある。「文政九年丙 九月吉日 奉寄進 唐仁原二才中」。文政九年は1826年。
右手にメシゲ(しゃもじ),左手に椀を持っている。頭の帽子状のものは,シキ(なべしき)だという。

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