加世田麓

●加世田麓

Kaseda Fumoto

加世田校区麓地区 →地図

中世山城別府城の裾に形成された武家屋敷群。1768年に益山用水路が築かれ、「用水路に掛かる石橋を渡って武家門をくぐる」250年変わらぬ加世田麓独特の景観が、出来あがる。

自然地形に沿った南北の街路(馬場)と東西の小路、近世の武家住宅やその形式を引き継ぐ建築物をはじめ、石橋・門・石垣などの工作物、イヌマキの生垣などの環境物件も含め、地形を巧みに生かした麓独特の歴史的風致を、今に伝えている。

重要伝統的建造物群保存地区、日本遺産「薩摩の武士が生きた町」構成文化財。

戻る - 南さつま文化遺産 - 半島文化