写真●高橋貝塚の貝輪製品(歴史交流館金峰・複製)

●高橋貝塚

Takahashi Kaizuka

田布施校区 金峰町高橋集落玉手神社境内

縄文晩期(BC1000〜)から弥生前期(BC300〜)の遺跡。高橋貝塚からは、牡蠣類の貝殻のほか、石器・土器・鉄製品・貝製品などが出土している。石包丁を使用した稲作、また鉄製品の利用など北部九州と同時期に稲作・鉄が伝わったことが分かる。また、写真のような南島産の貝(ゴホウラなど)を加工した貝輪などもあり、南島との交流が伺われる。高橋貝塚は現在玉手神社の境内となっており、当時の貝を見つけることもできる。南さつま市指定史跡。写真は歴史交流館金峰展示のレプリカ。

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