写真●下小路遺跡の甕棺(歴史交流館金峰・複製)

●下小路遺跡

Shimosyoji Iseki

田布施校区 金峰町高橋集落

弥生中期(BC100〜)の埋葬地。支石墓(しせきぼ)と推定される巨石と、合せ口甕棺葬(あわせぐち・かめかん・そう)の遺構が見つかっている。甕棺は『日本の古代遺跡38鹿児島』によれば、上甕が61.5、下甕が96センチ。須久式の甕棺で、本土最南端の甕棺出土遺跡。被葬者は右腕に、ゴホウラ貝の貝輪2個を着けていた。写真は歴史交流館金峰に展示されているレプリカ。

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