●散財日記 ●(2001年3月)
 

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●3月1日(木)
 PCにCLIEのHotSync用クレードルを接続したらUSBのポートが足りなくなったので、USBハブを買いにPC DEPOTへ。ふと見ると、カラーCLIEの値段が44800円に戻っている。2台あった中古品もなし。もしかして2万円も安く買えた俺ってかなりラッキーだったってことか?


●3月2日(金)
帰りがけ久しぶりにダイエー。IDカードのケースとして定期券入れを試してみることに。玩具屋のエンゼルは閉店。クウガ関連はバーゲンやってて、ライジングフォームの装着変身セット5が2000円。もう少し下がらんかな。鳴海章「Dロック」(徳間文庫)浦沢直樹「モンスター」(講談社コミックス)


●3月3日(
 夕方、長女がリュックサックがほしいというのでダイエー。最近はベルト一本でたすきがけにするタイプもあるのね。

 後輩の結婚式のため来鹿したM氏左膳HighBridgeではシェリーを少々。M氏と別れたのが10時と早かったのでMおじさんを電話で呼び出してさるや。いろいろ大変そうである。おじさんは携帯を機種変更してて、iメールが使えるようになってました。


●3月4日(
 寒くて風の強い一日。晴れ間がのぞいたと思ったらみぞれが降ったりと、大荒れ。桜島は冠雪していたらしいが、俺はたばこを買いに行った以外は外に出なかったので未確認。何をしてたかというと、本を読んだりゴロゴロしたり。二女は金管で朝から、長女は午後から映画。

 F1開幕。初戦のオーストラリアGPは、フェラーリ好調でシューマッハが優勝。マクラーレンはミカが2位走行中にどこかが壊れたのか、クラッシュ。序盤でのラルフとビルニューブの事故にはヒヤリ。しかし今期はホンダエンジンの活躍が期待できそうで、楽しみである。


●3月5日(月)
 先月価格に釣られて、ほとんど衝動的に購入したCLIEは、SONY製のPDA、いってみれば電子手帳である。素人的に見て一番の特徴は、ワイシャツの胸ポケットに入る小型軽量ってところ。こういった道具は、とにかく小さくていつでももって歩けなきゃいけないと思うんだが、これまで持ってたZaurusなんかはちょっと大きかったね。で、ここ数日は常に持ち歩いて、入力の練習を兼ねて、暇なときに思いつきなどを書き留めている。ここ数日の日記も、実はCLIEで書いたものをボタンひと押しでPCに取り込んで、加筆しているのである。そうしているうちにCLIE、いやPalmマシンの独特の手書き入力が結構使いやすいことに気がついた。
 CLIEは、入力方式としてアルファベットや数字を左の図のような独特の一筆書きで認識させる手書きの「Graffiti」を採用している。書き順が単純なうえにアルファベットと数字の入力エリアが分けてあるので、最小限度のCPUパワーで高い認識率が確保されている。日本語の入力はパソコンでやっているように、ローマ字入力をして漢字に変換させる。手書きの漢字を認識できるZaurusなら「営業会議」と入力するが、CLIEでは「EIGYOUKAIGI」と描いて変換させるわけである。最初のうちは(今でも多少は)ひらがなを頭の中でローマ字に分解して書かなきゃならないのが面倒だったが、そこそこ慣れてきたようだ。さらにCLIEにはかな漢字変換エンジンとして連文節変換のATOKが搭載されているので、なかなか快適に変換してくれる。トータルで考えると、Zaurusの日本語手書き認識よりも実用的かもしれない。
 しかも最近、いちいち変換ボタン(?)を押さなくても、パソコン上での動作と同じように「スペース」の入力(アルファベット入力エリアで「一」を描く)で変換してくれることに気づき、入力がいっそう快適に感じられるようになった。
 以前、出張先からZaurusでメールのやり取りをしたとき、文章の入力にえらくストレスを感じたものだが、こいつならけっこう大丈夫であろう。インターネット上のレビューでは、暗いところで画面が見にくいという欠点が強調されているが、そんなのは特に気にならないくらいの逸品である。PCとデータをやり取りするためのUSBクレードル、携帯電話アダプタ(PHS、PDCケーブル付き)で実売4万円ちょっとというのは、考えてみればなかなかお買い得である。それを2万円も安く買えたんだから、言うことなしである(<--まだ言ってる。それだけ嬉しかったのじゃ)。


●3月6日(火)
 創立120年記念式典というのがあって、またまた社長のトホホな挨拶に付き合う。もう、脱力して突っ込む気もせんな。夕方には社員食堂で簡単なパーティー。「ぜひ全社員に出席してほしい」って言っても、午後4時から1時間じゃぁ〜無理、無理。
 夜、後輩Ha君が来訪。プライズもののサンダーバード・メタルフィギュア4種をいただく。Thanks。しばらくヲ話して、自宅まで送る。

 CD-Rを焼いていて気づいたんだが、どうやらウチのPCでも何枚かのCDから曲を集めてベスト盤を作れる機能があるもよう。これまでは、CDの場合単にコピーばかりをしていたから気づかなかったんだが、CD焼きのソフトをいじっていたら、音楽CDから任意の曲だけをHDにコピーできることがわかったのである。今度試してみるか。


●3月7日(水)
 休みを取ってカミさんとビートで東郷町の藤川天神へ。2月末に臥竜梅を見に行こうとして渋滞のため800m手前で引き返してきたので再挑戦である。今週は一転して冷え込んでいるが、まずまずの天候で快適なドライブ。それにしても、藤川天神なんて川内支社にいた頃に取材で行ったきりだから、20年ぶりか。なんか観光地っぽくなってるなぁ。ツン(西郷隆盛の愛犬)の銅像が建ってたりして。
 お目当ての臥竜梅は既に盛りを過ぎていたが、何組かがお弁当を広げていた。杉山をバックにした社殿はなかなかの雰囲気。傍らの記念碑を見て「あっ、ここは菅公ゆかりの神社なのね」とカミさんが言った瞬間、おそらく二人とも「陰陽師」に出てきた怨霊じじい(笑)の顔を思い浮かべていたのであろう。

 鳴海章「Dロック」(徳間文庫)読了。コンピュータ制御の最新型ジャンボジェットが初飛行中に計器がすべてブラックアウト--。墜落の危機に瀕したパイロットや乗客の人間模様。って、考えてみれば「エアポートXX」だな。航空機ものを得意とする作家だけに、こいつは読み応えありでした。


●3月8日(木)
 昨日とは打って変わって寒波襲来、照ったり降ったりの1日。午後、みぞれ交じりのすごい吹雪。30分くらいのうちに桜島は真っ白に。
 飲み会の予定がキャンセルされたという先輩H氏とのり子。関連会社出向の先輩N氏とか同社勤務の大変ユニークなM氏とか。12時過ぎまで。


●3月9日(金)
 携帯の機種変更を決意。昼休みに武之橋のX社までバイクを飛ばす。選んだのはエリクソンER209i。この機種について詳しくはケータイWatch●ここ●を。既にカラーでiアプリとかの503シリーズが出てるってのに、今さらモノクロ(笑)。完全に見てくれで選びました。で、とりあえず使おうとして、操作性に違和感がありまくりでちょっと後悔。これまで使ってたのが、操作性に定評のあったP502iだったからねぇ。ま、そのうち慣れるでしょう。それから、機種変更に際してデータを移してもらったんだが、電話番号とグループは引き継げたものの、メールアドレスは移行できまなかったので、機種変更する人はご注意!当然、ダウンロードしてた着メロとか画像、ブックマークなどもダメでした。

 夜は金曜会。Y氏、N氏、S氏。俺より後からセッちゃん、Y氏。先週に引き続き結婚式のため来鹿のついでに出席予定だったM氏は、急な出張が入ったとかで、残念ながら不参加。今回もH氏より差し入れ1本。3年のときの同級生が1日に急逝したとのことでショック。茶ムリエY氏がインストラクター試験に合格したとか。学校の先生の質の話とか、長崎の超魔術喫茶店の話とか。二次会はボストンクラブでセッちゃんのご主人も。歩いて帰宅。

 ところで、Y氏が東京に緑茶専門店(喫茶店)が出来たって話をしてたんだが、こういう店が今後うまくやっていけるのではないか。紅茶やコーヒーは昔からノウハウとか銘柄が確立していて、それぞれがおいしい入れ方・飲み方の知識を持っている。俺たちの世代は、誰もが一度は自宅でサイフォンを使ってコーヒーを入れたことがあるはずである。お酒や焼酎を飲むとき、必ず銘柄やおいしい飲み方などの話になる。お茶にしても演出しだいで同じような状況が作れるのではないか。
 キーワードは趣味性と情報量だ。そのものについて「語れる」要素をどれだけ盛り込めるかがカギではないかと思う。


●3月10日(
 次女は金管の定期演奏会で朝から学校、カミさんはそのサポートで午後から出動。二人とも打ち上げの焼き肉まで。
 ということで、長女のピアノの送り迎え。長女が「マウスではお絵描きチャットで書きにくい。ペン型のマウスってない?」と聞くので、ミスミを覗く。以前は確か、ペンの先にボールがついた変形マウスがあったように思うのだが。長女の希望でケンチキを買って帰って2人で早めの夕食。その後長女は塾。

 昨夜聞いた長崎の超魔術喫茶店、インターネットで検索してみると、ありました。かなり有名らしい。店内には「超能力ではない」旨の張り紙があるらしいのだが、客には超能力だと思わせているようだ(昨夜の話でも、そんなニュアンスだった)。が、マジシャンの人が「マジックを超能力と偽ってショーをやるのはルール違反」と指摘している。そりゃ、不思議な力で人を引きつけて洗脳しちゃうのが(新興)宗教の常套手段だからねぇ。

 自室の蛍光灯が暗くなっていたので交換。明るい、明るい。考えてみりゃ5年前に引っ越してきたとき、古い蛍光灯をつけただけだったのだよなぁ。


●3月11日(
 午前中、長女の服とか買いにダイエー。昼食は久しぶりにミスド。その後ペン型マウスを探して長女とパソコンショップ巡りをするものの、全く見つからず。代替品としてはタブレットが使えるだろうが、どれも1万円くらいからで、おまけにUSB接続。リビングに置いてあるAptivaはUSBはあるもののWindows95だから使えない。98に上げてみるか?次女は家に友達を呼んでゲーム三昧。
 午後からカミさんと夕食の買い物に再びダイエークウガの装着変身5ライジングフォームセット1350円に下がっていたのでGet。待ったかいがありました。ビートゴウラムも3000円以下になってたよん。IDカード用に探していた縦折りのパスケースも発見。その後ニシムタに電球を買いに行ったついでに鎖を1mほど買ってきて首からぶら下げられるようにセット。


●3月12日(月)
 昼休み、食堂で後輩M君に会ったら、いきなり「CLIE、どうですか?」。彼も最近Palmに興味を持って調べ始めたところに、ちょうどこの日記で俺がCLIEを買ったことを知ったらしい。すぐにPCショップに走ったが、あの値段では出ておらず悔しい思いをしているらしい。早速実物を持っていって自慢してやろうと思ったが、たまたま自宅に忘れてて残念なことであった。

 この前から、TDRのエンジン右側からオイルが漏れているのに気づいていたので、会社帰りに草牟田のバイクピットまで脚を伸ばし、Takashiさんに預ける。帰りがけ、久しぶりに加治屋町の満遊書店に寄ったら、1Fが模様替えしててコミック類が探しにくくなってた。2Fに上がって西澤保彦「依存」(幻冬社)、夏見正隆「僕はイーグル」1(徳間ノベルズ)、田中文雄「小説ゴジラVSキングギドラ」(朝日ソノラマノベルズ)
 ゴジラで思い出した。平成ガメラシリーズの金子修介監督の次回作はなんと「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」とのこと。出るたびにトホホな評価のミレニアムゴジラシリーズだが、金子監督の手にかかるとどうなるのか?でも、樋口組と組むわけじゃないだろうからねぇ。監督のHPは http://www.shusuke-kaneko.com/main/index.html。


●3月13日(火)
 昨日興味を見せた後輩M君にCLIEを見せびらかす。いっそう気持ちが傾いているようである。ただ、明日14日に新型が発表されるらしいので、それを見てからのほうがいいと思うな。絶対に画面の暗さが解消されているはずだし、新型発表によって現行機種の値下がりも期待できるしね。

 俺は会社でThinkPad570というノートパソコンを使っている。周りにはNECのパソコンが支給されているのだが「道具は自分の気に入ったものを使いたい」という豆腐のような信念(ほかにもNECが嫌いとか、いろいろな理由があるのだが割愛)に基づき、支給品を拒否して私物で仕事しているのである。が、こいつが以前から調子が悪くなっていた。起動時や節電モードからの液晶オフ状態から復帰するとき、時々画面が真っ白になってしまい、何度かパネルを開閉すると復帰するという具合。だが、保証期間は過ぎていたし仕事で使っていたのでなかなか修理に出す気にならなかったのだ。
 しかし最近症状が頻発するので決心した。先週、システム部から予備のPCを貸してもらい、最小限度のアプリとデータを移行。しばらく様子を見て不便がないと判断。昨日、IBMのホームページにあるWeb修理センター(つながりにくい電話を何度もかける必要がなくていいや)から修理を申し込んだ。で、本日午後、自宅に引き取りにきたらしい。

 「ラピタ」4月号、「アウトライダー」4月号


●3月14日(水)
 後輩Ha君とお茶をしながらヲ話。彼はガメラ2を見ていて、水野美紀の生足に関する重大な発見をしたという。「帰ったら絶対見てくださいね」といわれてたのに、久しぶりに見たのはなぜかガメラ3(笑)。

 新型CLIE発表。見にくかった液晶は明るくくっきりどころか、ハイレゾに。またウオークマン機能も搭載。通信機能はオプションになっているものの、これで5万円はお値打ちでしょう。絶対にZaurusよりもいいと思う。

帰宅してみると、Yahooオークションで落札したCD「トップをねらえ! 田中公平の世界」が届いていた。


●3月15日(木)
昼前にYOTA氏来訪、眺めだけがとりえの社員食堂で食事。。5月3日から2泊で加世田にてキャンプの方向。

 ThinkPadの代替でNECのVersaPro(ノートPC)を使っているのだが、いかにThinkPadのキーボードが使いやすいか実感。タッチはもちろん、VersaProはEnterキー右側にいくつかのキーがあるので、漢字変換を確定させるときに一緒に押してしまい「?」となることしばしば。あと、ボディ右側に排熱口があるので、マウスを持つ手が暖かくなってくるのも気に入らない。

 夕方からベイサイドガーデンにて局の送別会。70人の宴会って壮観だろうなぁと思ってたら立食パーティ。幸いワインがあったのでこれを飲む。二次会はT氏、S氏に導かれて天文館。行った先はJAM。ヨットがらみの先輩、昨年のM氏に続き、3つの因縁がつながったことに。こんなのも珍しい。11時過ぎに解散、歩いて帰宅。


●3月16日(金)
 IBMのWEB修理センターで検索してみると、ThinkPadは既に修理を終え、返送段階に入っている模様。素早い。

 Yahooオークションで落札したCD「ビクターまんがゴールデンスペシャル トップをねらえ!」届く。いやいや、ジャケット、ライナーノーツが素晴らしい。先日届いたものと合わせて2枚とも、以前後輩Ha君から聞かせてもらっていたのだが、改めて爆笑。さすが「トップ」。

 吉田秋生「夜叉」9(フラワーコミックス)、「噂の真相」4月号。西澤保彦「ストレート・チェイサー」(光文社文庫)は早速読了


●3月17日(
 午前中、宅配便が届き、ThinkPadが帰ってくる。添付されてきたサービス報告書によると「液晶ケーブルの不具合と判明いたしましたので、交換し修復致しました。(中略)又、この度の障害につきましては弊社の責任で処理致しました」ということで、保証期間を過ぎていたにもかかわらず、無料。Niftyのユーザー会議室なんかを見てたら、液晶ホワイトアウトは570シリーズの欠陥みたいな感じだったんで期待してたんだけどね。それでも偉いぞ、IBM

 気合を入れてCLIEの環境設定に取りかかる。これまで買っていた雑誌の付録やMuchy's Palmware Review!を漁って、いくつかのPalmwareを試してみたり。やっぱりデータベースが必要でしょう--ってことで、Sony Styleに登録してJfileオンライン購入。トミカのリストを入れてみたり。

 カミさんは夜、オペラ。


●3月18日(
 午後から出かけようと昼から出かけようと思ったらグランディス左前輪がパンク。いったんはジャッキとか取り出そうとしたんだが、近くのスタンドが営業してたのでSOS。若い店員が小型のエアポンプを持ってやってきた。なるほど、すぐには空気が抜けないチューブレスならではの対応である。ジャッキとかそろったスタンドまで走っていけば路上でタイア交換するよりずっと楽だ。修理が終わってからカミさん、長女とダイエー。夕食の買い物とか。

 夜はCLIEの環境整備。秋葉原マップとか時刻表ソフトとかインストールしてみる。


●3月19日(月)
 修理のあがったThinkpadを会社に持っていき、データ移行とか。やっぱり使い慣れた道具が一番だな。恒例の会議録もすいすいと快適に打てました。

 新ゴジラ、金子監督のHPによると、ゴジラに対抗して日本に棲むヤマト聖獣であるモスラ、キングギドラ、バラゴンが目覚めるってストーリーらしい。モスラは池田湖から出現するらしい(屋久島じゃないのか?)。でも、やっぱりキングギドラは悪の宇宙怪獣だよなぁ。

 「ヒーロー」最終回。珍しく全話見ちゃったな。


●3月20日(火)
 曇り空の下、昼前からカミさんとビートでドライブ。伊作峠からさつま湖〜加世田から笠沙恵比寿。海をテーマにしたミニテーマパーク(といえばいいのだろうか)で、なかなか面白い試みだとは思うが、ちょっと狭すぎ。天気のいい日に行くと、また印象が違うかも。レストランは順番待ちで、待ってると帰りが遅くなりそうだったのでパス。帰りは雨。途中のコンビニでお弁当を買って、吹上浜海浜公園の駐車場で遅い昼食。

 夜はグルメ通りのビストロ翔にて美人人妻(え〜本人たちがここを見てるらしいんで)4人と会食。中学・高校で一緒だったY田さんが帰ってくるというので中学校で仲良しだったK村さんT重さんが「一緒にいかが?」と誘ってくれたのである。遅れてY満さんも。高校卒業以来のYさんはじめ、皆さんぜんぜん変わってなくて、相変わらずお美しい(本人たちがここを見てるらしいんで)。えらく盛り上がって、気づいてみたらワインが5本空いてました。なかでも「てついたまき餃子」とか「僕はまだ43だけど…」「え〜、この人もうすぐ45よ」とかで爆笑したことを記録しておこう。いやはや、楽しい一夜でした。帰りついたら飲みすぎてヘロヘロだったけど(笑)。また誘ってね>K村さん。

 会食の前にちょっと本屋さんを回って田中啓文「銀河帝国の弘法も筆のあやまり」(ハヤカワJA文庫)。これ、会社近くの本屋に入ってなかったんだよねぇ。やっぱ、たまには天文館方面に出てこないと、手に入らないものがあるのだなぁ。


●3月21日(水)
 ちょっと二日酔い(苦笑)で、カミさんに会社まで送ってもらう。
 23日の会議資料をまとめたりしてたら、仕事がらみの昼食会があるのに気づいて、こちらもすっかり忘れていたH氏と一緒に卓話の途中から出席。本日の講師は市立美術館の学芸員氏で、テーマは「美術の楽しみ方」とか。絵のディテールを観察して、それを手がかりに物語を想像したりテーマを探るやり方とか、「抽象画も具象も同じ。作者が何を訴えたいかを読み取ろう」とか、絵画の見方・楽しみ方なんて解説してもらったことなんてなかったなぁ。最初から聞きたかった感じ。市立美術館では土曜日の午後に学芸員さんたちがギャラリートークってのをやってるらしいんで、一度聞きに行ってみようか。

 「ロケットボーイ」最終回。これも全話見ちゃったな。10時前に長女を迎えに行かなきゃならなかったので録画して出かけたのだが、その直後次女が間違ってビデオを止めてしまっていて……涙。

 田中啓文「銀河帝国の弘法も筆のあやまり」(ハヤカワJA文庫)読了。最高にくだらない、わはははは。満足。


●3月22日(木)
 ちょっと前に同期入社のT氏から「古いのでいいからデジカメを貸して」とリクエストされていたのに答えて、引き出しの中に眠っていたDS-7の一式を持っていってやる。一緒にざぼんラーメンで昼食、GRAYSにてお茶。

 夏見正隆「僕はイーグル」1(徳間ノベルズ)読了。ちょっとやおい系(?)を思わせる線の細い表紙・挿絵にちょっと不安を持ちながら(だから今まで買ってなかったんだが)読み始めたのだが、こいつは面白い。前半はプロローグみたいな感じで数人の登場人物がそれぞれの道を歩んでいるんだが、それが中盤から終盤にかけてひとつにまとまり、そこからハードな展開へ。自衛隊内部の上下関係、保身の上司と政治家、撃てない自衛隊……。戦闘機の飛行シーンなどはかなり臨場感あるし。夏見正隆という作家、一部でかなり人気がある模様。架空戦記で始まったのに怪獣ものになってしまった変なシリーズとかあるらしい。ちょっと追っかけてみようか。


●3月23日(金)
 昼から営業会議。その流れで夜は二官橋通り近くの田川で懇親会。8時半に解散したので、高見馬場のBookOffをチェック、夏見正隆「たたかうニュースキャスター」(ソノラマ文庫)
 「この時間なら…」と、Mおじさんに連絡しようと携帯を見たらYOTA氏からの着信。折り返しかけてみると、魚がしにて飲んでいるというので合流。さらにMおじさんに連絡して、2人してさるやにて移動、一緒に飲む。結局12時過ぎまで。YOTA氏は先に帰ったはずなんだが、G氏宅前に車があったのは謎。


●3月24日(
 夏見正隆「たたかうニュースキャスター」(ソノラマ文庫)読了。ニュースキャスターのお姉さんがスーパーマン(ウルトラマン)になっちゃう話。こいつもマル。

 夕方から、夕食をはさんで満遊の大魔窟とか古本屋巡り。夏見正隆「帝都東京分裂 レヴァイアサン戦記」(徳間文庫)、「私のファルコン」1、3、4(ソノラマ文庫)。こいつらは全巻揃えてから読むことになろう。飯野文彦「トップをねらえ!」(ケイブンシャノベルズ)、同「トップをねらえ! 完結編」(同)が見つかったのは収穫。ほかに「刑事スタスキー&ハッチ ボスが消えた日」(ミカサノベルズ)「エアーウルフ」(ケイブンシャ)といった懐かしいテレビのノベライズ、藤真拓哉「D'V ディーバ」1(講談社マガジンZKC)。で、早速「トップをねらえ!」読了

 夜中、ふと思い立って「ガメラ2 レギオン襲来」。が、後輩Ha君が指摘した生脚確認できず。やっぱりDVDの画質じゃなきゃわからないのか?(苦笑)


●3月25日(
 雨がしょぼしょぼ。昼からカミさん、長女と西駅前のダイエー。帰りに満遊書店をチェック、夏見正隆「海魔の紋章2 レヴィアサンの少女」(ソノラマ文庫)、同「海魔の紋章3 哀しみのアクアブレード」(同)。やっぱり断片的にしかない。気長に集めて揃ってから一気読みの予定。飯野文彦「トップをねらえ! 完結編」(ケイブンシャノベルズ)読了。

 夕方からMおじさん夫妻YOTA家を招いて合同誕生パーティー。はい、44歳になりました。メニューは鳥若の地鶏のたたきとピザーラのピザとか。ちょっと張り込んでブーヴクリコで乾杯、本物のキャビアとランプフィッシュ(苦笑)。スパークリングワインをもう1本、フォーリングスターの赤ときて、メインは1年前のワイン会の皆勤賞でいただいたシャトー・ラトゥール’92(幸せ。ニコニコ)。最後は「神の河」(ポケット瓶)をちびちび。子供たちは完全にそっちのけ(爆)。ちょっと飲みすぎたか。


●3月26日(月)
 子供たちは春休み。でも次女は金管の練習、長女は塾。

 後輩Ha君から「ビッグオー」4巻発売の情報が入ったので、ミスミに行くが見つけられず。中富信夫「NASA航空機の驚異―こんな飛行機見たことない」(講談社+アルファ文庫)

 夜、LDで久しぶりに「ガメラ 大怪獣空中決戦」。ガメラは頭でっかちで格好悪いし、ギャオスの動きとか作り物っぽいんだけど、こいつも傑作。なぜ劇場公開時に俺が無視していたのか、今となっては不思議。改めて気づいたんだけど、最後にギャオスを倒した火球のシーン(地上の火災の火がガメラに収束して……)は、レギオンやイリスを倒したのと同じような必殺技だったんだねぇ。


●3月27日(火)
 昼休みに丸新玩具を覗いたら、トミカの西部警察スーパーマシンスペシャルを発見、すかさずGet。スーパーZのTルーフ、オープンのガゼールは、該当部分を黒く塗ってあるだけだったのでちょっと不満。RS軍団はまずまず。Yahooオークションでは早くも若干のプレミア付きで落札されているみたいである。

 夜、4月から部下になるM君と懇親、いろいろと社内情報を仕入れる。最初に行った中央ビル地下の又木亭はちょいとモダンな感じの居酒屋で、味も値段もリーズナブルだったので気に入ったのだが、週末に脇田の方に移転するのだとか。M君の知り合いが入れておいてくれたというルリカケスラムをいただく。次に案内されたのはマジックバー・ムーゲン。瀬紀さんというマスターや若い弟子がカウンターでマジックを見せてくれる。こういうのは大好きなので大満足。今度、親父さんを連れて行ってもいいかも。ここでも長崎あんでるせんは、あまりいい評価を得ていないな。さらに連れて行かれたのが、ショータイムのある飲み屋(モンローウォークだったかな)。こういうのはどうも苦手である。おまけにラムが効いたのか、ちょっと飲みすぎの気分。1時過ぎまで。


●3月28日(水)
 ちょっと二日酔いで、お昼はざぼんラーメン。ミスミに回って、海軍版戦国自衛隊といった感じで、前から気になっていたかわぐちかいじ「ジパング」1、2(講談社モーニングKC)、有賀ヒトシ「THE ビッグオー」4(講談社マガジンZKC)、「F1グランプリ特集」4月号
 カミさんは夕食後、飲み会でお出かけ。


●3月29日(木)
 これまでの穏やかな気候が嘘のように、冷たい風の強い1日。

 夜、後輩Ha君がCDを持ってきてくれる。

 以前CLIEに入れていたトミカのリストを、Webのリストを見ながら修正、ついでに在庫を入力。これで「何持ってたっけ」と悩まずに済むぞ。


●3月30日(金)
 珍しく市役所近くに用事が出来たので、昼前に外出。電池切れの腕時計を取りに家に寄って、バスで天文館方面へ。時報堂に寄って電池とパッキン交換。会社近くのサンキューでは「メーカー送りになるので2〜3週間のお預かり」と言われたものが、15分で作業完了。その間に魚がし寿司にて昼食。ジュンク堂にて夏見正隆「海魔の紋章」1、4(ソノラマ文庫)を見つけて購入し、これでコンプリ(さぁ、読み始められるぞ)。某社内のサテライトに行って、備品等の確認(これが本当の目的)。たまたま来ていた後輩のH君に頼まれて、備え付けのPCからインターネットメールを見るウラ技(?)を教えて問題解決へ。
 それにしても、久しぶりの繁華街は人が多くて、新鮮な感じ。現社屋のある場所は、車が通り過ぎるばっかりで人が道を歩いてないからねぇ。それと、帰りのバスの便が不便(時間帯によって1時間に1本とか)なことを実感。これで交通費を制限された日にゃ、営業は仕事にならんぞな。


●3月31日(
 子供たちのピアノの送り迎え。久しぶりにToyJetにてHGルパン3世を2セット。SICのサイドマシーン&キカイダーが出ており、その出来の良さにグラグラッと来るが、なんとか踏みとどまる(苦笑)。

 電車、バスを乗り継いで新照院のバイクピットまで出かけてTDR受領。快調。帰りに古本屋を回るも収穫なし。

 夏見正隆「海魔の紋章」シリーズ4巻(ソノラマ文庫)を一気に読了


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