●散財日記 ●〜不定期更新〜
 

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●1月1日(土)
 明けましておめでとうございます。皆さん、今年もどうぞよろしくお願いします。

 暖かく、快晴のお正月。正月ツーリングはきっと快適だったでしょう。俺は不参加。昨夜寝付けず、朝も7時半にジェイクに起こされて散歩。おかげで眠い、眠い。9時過ぎに実家へ行って、泊まっていた家族と合流、おせちの朝食。家族4人で荒田八幡に初詣。

 お年玉を手にした次女にねだられてミスミへ。彼女は早速「ポケモン・スナップ」を購入。これ、なかなか巧みなゲームですな。ポケモンの島を、決められたコースに従って移動しながら、ポケモンの写真を撮っていく。撮った写真をオーキド博士に見せると、被写体の大きさ、位置、ポーズなどによって点数をつけてくれる。この写真を撮るという行為は、実はシューティングゲームと同じなんだね。”SHOOT”空中戦の訓練でもガンカメラを使うし…。狙いを定めて銃の引き金を引く(撃ち殺す)行為を、シャッターを押す(写真を撮る)という行為に変換することによって、平和なゲームとしている。ポケット・モンスター自体もモンスターを戦わせるものの、ドラクエと違ってポケモンは死なないように設定されている(瀕死となって戦えなくなるが、死にはしない)。

 長女のシーマンは4匹になったが言葉を覚えた。会話が成立しないのは、どうも問い掛け方が悪いからじゃないか? 相手は赤ちゃんなんだから、大人のような反応を期待してはいけないよ>長女。これ、プレイヤーのセンスが問われるね。

 夜、「踊る大捜査線 Movie」。なるほど、これはヒットするわい。キョンキョンは完全にレクター博士なのね。明日伊敷に泊まるつもりの長女は12時過ぎまで宿題。ご苦労さん。


●1月2日(
 今日も実家で朝食。昼前、福袋を買いにミスドへ。去年までは1000円だったと思うんだが、今年はY2Kだけに2000円。特製バッグに入った中身は小ぶりのバッグに皿、時計(アラームなし)、ピングーの人形など。

 昼過ぎから伊敷の実家へ。義弟の一家が来ていて、子供たちは大喜び。特に、下の男の子が俺に懐いちゃってて、うれしいなぁ。夕食後、お泊まりの子供たちを残してカミさんと帰宅。

 夜は「ショムニ スペシャル」。4月から「2」が始まるんだとさ。ちょいと楽しみ。

 今日からページの更新にホームページビルダー2000を使用してみる。これまで使っていたのはネスケのComposer。シンプルで直感的に使えていたのだが、ちょいと格好のいいホームページに作り変えようとすると、それなりのソフトを使った方がやりやすいんじゃないかと考えたわけだ。でも、作法がちょいと違うんで、今のところはやりにくいなぁ。慣れてきたら、少しずつリニューアルしていきましょう。


●1月3日(月)
 昼前からカミさんと2人で天文館方面。ブックジャングルで「アウトライダー」2月号と子供用のピアノの楽譜。照国神社に初詣。山形屋を回って帰宅。

 夜はビアレストランにて十期会の新年会。今年は去年に比べて少なくて30人程度。女性もO氏の奥さん1人だけ。しかし森(千吉)先生、伊神先生、小園先生と3人も恩師が出席。自己紹介の途中で「写真でも撮りましょう」と、デジカメのスイッチを入れると、メモリカードが入っていない旨のエラーメッセージ。昨日ノートPCに入れたまんまだったのである。回りを見回しても、誰もカメラを持ってきている様子はない。仕方ないんで、会場を抜け出して使い切りカメラを求めてコンビニへ走ったんだが、こいつが結構高い。で、思い直して自宅までタクシーで往復。1300円くらいで済んだんで、こっちの方が明らかに安くついたんでした。会場では小園節が炸裂したりして盛り上がり。森先生はずいぶん中央高校に思い入れがあるみたいで、特に初めて3年間通して担任した13期生に愛着があるようでしたよん>TAKAちゃん。
 2次会はトアロードで12時過ぎまで。例年、3時ごろまで飲んでたりするんだが、さすがに翌日が仕事なんでここで解散。途中のローソンでおにぎりを買って食べたりしながら、歩いて帰る。


●1月4日(火)
 仕事始め。
 秘書係のMさんのところに年始の挨拶に下りていったら「大掃除をしていて、処分することにしたんですけど、いりません?」と差し出されたのが、数年前にケンタッキーFCで売っていたスター・ウォーズフィギュアカップ(っていうのかな)のダースベイダー、ストームトルーパー、C3-PO。で、ありがたくいただく。これ、買ってなかったんですよ、ものすげぇ嬉しい。なによりのお年玉でした。

 昼飯は鳥若。弟さん一家が来ていてしばし歓談。

 帰りに満遊書店に寄って、星野之宣「ブルーホール」1,2巻(講談社)、大友克洋「GOOD WEATHER」(綺譚社)=これだけ持ってなくて以前から探してたのですよ=、冠木新市「君もゴジラを創ってみないか 川北紘一特撮ワールド」(徳間書店)、アニメージュ編集部編「あれから4年…クラリス回想」(アニメージュ文庫)=宮崎駿のインタビュー目当て=。

 十期会のホームページを更新しようと考え、(570は会社に置いてきたので)ThinkPad530でデジカメのメモリカード(48M)を読み出そうとするが、カードを認識してくれずにアセる。試しに15Mのカードを入れてみると、こちらは大丈夫なので、おそらく530が大容量のフラッシュメモリに対応してないんでしょう。で、この作業は明日以降に延期。


●1月5日(水)
 N部長から「局長のPCのハードディスクが壊れたみたいなんで対応よろしく」と、電話。新型機の予備があるので貸し出す旨伝えると、それに差し替えてやれないかとのこと。確かに、速いPCを使ったら、遅いPCには戻りづらいものだが、こっちとしては仕事なんで公平に対処しなきゃだめでしょう。上司にゴマする気なんてないしね。

 義妹が甥っ子を連れて上がってきてるので、実家で夕食の予定だったのだが、T氏が来鹿してきたんでそっちにつきあう。ほかにT氏、J氏にT氏、N氏と魚河岸すし。以前N氏の案内で行ったなんとか7とかいうスナックへ流れ、最後はT氏らとざぼんラーメンまでつきあう。明らかに食い過ぎである。

 帰宅してお茶を飲んでいると若干酔いが覚めてきたので、持ち帰ったTP570を使って、デジカメのデータをデスクトップに移す。


●1月6日(木)
 西澤保彦「解体諸因」「7回死んだ男」(講談社文庫)

 西澤保彦「解体諸因」(講談社文庫)読了。バラバラ殺人をモチーフにした短編集。と思ったら、最後にもうひとつ仕掛けが…。めちゃくちゃ面白い。なんでこれまで読んでいなかったんだろう。

 親父、義妹らと東急ホテルでお食事。カミさんに運転を任せることにしてワインを1本。うちの娘たちはもう、お子様ランチでは満足できないのでステーキセットとか。


●1月7日(金)
 カシオから出た腕時計はカッコイイなぁ。デジカメとしての性能なんてのはどうでもいいもんね。何に使うかなんて考えもしない(笑)。ギミックが仕込まれた腕時計ってのには文句なく反応してしまう。やはりタイムストッパーとか、目くらましやハンマーチェーンのついた星光一の時計とか、ウルトラ警備隊の通信機とかを見て育ってきているからだろうか。そういえば腕時計型ポケベルとか腕時計型PHS(長野オリンピックで使われたんだっけ)なんてのはどうなったのだろう。

 3馬鹿トリオ(Mオジさん、YOTA氏、俺ね)の新年会。魚河岸すしの予定がいっぱいで入れずビアレストラン。YOTA氏と2本目のワインを飲み始めた8時半ごろ、Mオジさん登場。で、チゲ鍋と3本目のワインを飲みながら決めたことは「ツーリングの新年会はYOTA氏に一任」「3月25日は俺の家でハルミさんと俺の誕生会。翌日はオジさんがビートでドライブ」とか。サムライから江戸っ子寿司に流れたところでYOTA氏が帰宅、Mオジさんと2時ごろまで。ちょいと飲み過ぎ。


●1月8日(
 朝、ジェイクの泣き声にたまらず散歩に連れていってやる。

 西澤保彦「7回死んだ男」(講談社文庫)読了

 押井守・森山ゆうじ「IN THE END 〜とどのつまり」(徳間書店)読了。なるほど、「世界はそのまま巨大な舞台であり、自分を含めてすべての人間はその上で、それぞれの役割を演じる役者なのではないかという、疑問というよりそれは確信に近いものだった」という世界観の作り方が「MATRIX」なわけですね。>Ha君。それにしても、押井守ってどうしてこんなに理屈っぽいんだろうか。


●1月9日(
 小雨模様。午後、付属中学校の試験を終えた長女とダイエーで合流。中の文具店で探していた卓上ダイアリーを購入。マルマンのDS-7というやつで、5年くらい前にナカイで見つけて以来使っているのだが、今年(昨年)はナカイはもとより会社や天文館周辺の文具店やデパートを探しても見つからなかったもの。ほかに似たようなものものないので、よっぽどシステム手帳用のリフィルを改造して自作しようかと考えていたのだ。こういう日常的に使うものは、同じフォーマットでないと使いにくいよねぇ。

 先の同窓会新年会の写真をホームページに上げるための画像処理などを始める。いろいろ撮ったつもりなんだが…、いざ選ぼうと思うといい写真が全然ない。本当に下手だなぁ。って、毎回言ってるような気がするな。

 夜はYOTA一家がウチに来て宴会。焼きそばとお好み焼き。ダイちゃんから「1/144 アビゴル」(Vガンダム)のプラモデルをいただく。なんでも、福袋を買ったら入っていて「これはHamのオジちゃんにあげる」と言い出したらしい。俺の部屋のフィギュア・玩具コレクションを思い出したのだろう、こういうのはとっても嬉しい。何かお返しをせねばなるまい。


●1月10日(月)
 朝、ジェイクの散歩。昨日までと打って変わって暖かい。昨日は早く寝たこともあって結構調子がいいので、そのまま昨日の同窓会の画像処理の続き。複数の画像を一括でサムネイルなどに縮小するフリーウェアを落としてきたり。

 昼から満遊書店、BOOKOFF、あずさ書店などを回って星野之宣「スターダストメモリーズ」(スコラ)「巨人たちの伝説」(集英社)、鶴田謙二「スピリットオブワンダー」(講談社)、島本和彦「仮面ライダーZO」(双葉社)。本当は西澤保彦のノベルズを探しに行ったんだけど、中古は全然なし。満遊書店にはまだ「BENKEI IN NEW YORK」が残ってましたよ>Ha君。

 民放で恐竜の特番をやっているのを途中から見る。なかなかすごい映像、もしかしたらジュラシックパーク以上かもしれない。最初から見れなかったのが残念。

 長女は遅くまで冬休みの宿題の追い込み。黙々と勉強する姿はけなげに見えないこともないんだが、休み中さんざん遊んでたツケ(ま、塾の短期スクーリングに行って、その宿題に追いまくられてたという事情はあったんだが)だもんねぇ。

 夜中近くに起動したシーマンは、大人の声に声変わりしていて新たな展開が始まりそう。


●1月11日(火)
 「ラピタ」2月号、西澤保彦「殺意の集う夜」(講談社文庫)、山口雅也監修「ニューウェイヴ・ミステリ読本」(原書房)。最後の奴は、西澤保彦があんまり面白いんで、この際もっと「新本格」を読んでみようなんて考えて、そのガイドのために。

 夕方、後輩Ha君がやってきて「ついにツルケン(鶴田謙二)に手を出しちゃったんですね、どうでした?」と嬉しそう。いや、ありゃほのぼのとしていい雰囲気のSF漫画ですよ。古きロンドンのような石造りの町とかケンタッキーの田舎みたいな農家が舞台で、隣に住むおじいさんが天才学者で、仲間のじいさんたちがいて、純真な孫とかわいい恋人がいて、宇宙を目指すほのぼの物語なんて、ストライク決まりまくりでしょう。しかも飛行船に乗って「エーテルの海をいざ往かん」なんて、古きガジェット満載なんだから。


●1月12日(水)
 久しぶりにMacの昼食。半額のフィレオフィッシュとベーコンポテトパイを買って帰り、温かいお茶缶で食すれば、約400円と安上がりな昼食である。


 会社帰り、西駅方面に回っておもしろ屋、あずさ書店と古本屋を回る。樋口真嗣責任編集「GAMERA2 ULTIMATE CHRONICLES」(テレビランド カラーグラフ デラックス)を見つけて購入。面白いわ、これ。例えば北海道の戦いだった第1稿に対して、「ここは一つどこぞの地方都市に犠牲になってもらう。(略)とどめは大気圏外に放たれる宇宙種子。その壮絶な輻射熱でガメラもろとも伝統的で小さな地方都市は地図上から姿を消す!…」なんてアイデアを提示する樋口監督の「第1稿についてのサシデガマシク分不相応な意見」なんてのが載ってたり。満足度大。

 「噂の真相」2月号も。

 西澤保彦「殺意の集う夜」(講談社文庫)読了。台風のため偶然山中の別荘に泊まり合わせることになった人たちを、弾みとはいえ次々と6人も殺してしまった主人公が部屋に戻ってみると、友人が殺されている。犯人はおそらく、自分が殺した中の一人。で、そいつにすべての罪をかぶせてしまおうと考え、犯人を推理するという話。読み進めて行くうちに、なんとなく結末が予測できたけど、これらの人々が別荘に集まってきた理由というのは、あとがきにあったとおり、本当に爆笑ものであった。よくまあ、こんなパズルみたいな小説を編み出せるものだ。さて、次は何を買ってこようか。


●1月13日(木)

 会社には、時々リサーチ会社からのアンケートの回答を頼まれる。今日も企業のサーバ導入についての意識調査のような電話がかかってきた。なるだけきちんと答えてあげようと思うのだが、質問に出てくる用語がわからなかったり、質問の趣旨がわからないところがある。「それ、どういう意味ですか?」と聞いても、相手は答えられず、「お客様が自由に解釈してください」だって。アルバイトのお姉ちゃんに答えられるとは思わんが、どうにでも理解できる設問でアンケートを取って、なにが分かるんだろうね。こっちの知ったことじゃないんだけどさ。

 ジュンク堂で鶴田謙二「SF名物」(講談社)購入。後輩Ha君の助言に従って、ちゃんと新品で。

鳥若に回って昼食。オジさんは先週帰った後、ヘロヘロ状態だったそうで「ワインを飲んであんなに酔っ払ったのは初めて」だったとか。自宅下で別れた時にはしっかりしてたみたいでしたが…。

 後輩Ha君と黒澤明脚本の「雨あがる」試写会。ほとんど予備知識なしで見たんだが、淡々として地味、ほのぼのとしたお話であった。寺尾聡はますます親父に似てきたね。殿様役の下手すると素人っぽくも思える台詞回しが、紙一重のところでいい味にとどまってる感じ。「5年前だったら、こういう映画は受け付けなかったと思うんだけど、人間が丸くなったんですかねぇ」とHa君も受け入れた様子。

 あじもりで夕食の後、松原神社の前に移転したP-artに寄ってコーヒーを飲みながら四方山話。店内の工作机では常連さんが塗装やヤスリがけなんかしていて、「オレもそろそろ何か作らんといかんなぁ」って気に。玉砕覚悟でモデコンを目指してみるか? ペーパークラフトを出してもOKではないかという意見も。

 Ha君にプレステの「VF-X2」を貸してもらう。マクロスもののシューティングゲームらしい。この手のゲームはぜんぜん下手なんだが、とにかくデモ画面だけでも見てみることにしましょう。

 長女はシーマンのえさになる蛾の幼虫をすべて餌としてあげてしまい、増やせなくなってしまったらしい。。あほだなぁ。


●1月14日(金)
 新社屋のネットワークに関して、メーカーと具体的な打ち合わせが始まる。

 金曜会はN氏、Y氏、F氏、H氏に加え、初めてO氏も参加。N氏の大学院の同級生の女性:Iさんもやってきてにぎやか。TP570に新年会の写真を仕込んで披露したり、返信はがきのコメントを回し読みしたり。それにしても、H氏が爪を切り始めたのには爆笑。靴下を抜いて足の爪まで切り始めるか? 普通。しかもビアレストランの中で。

 H氏が今度は焼酎の会を始めるって話から、最後に焼酎5杯(魔王、大魔王、伊佐美、海、薩摩富士)のテイスティングをやったんだが、全く分からなかった。ってことはさ、オレは何飲んでも同じってことか?
 
 Y氏らと4人でピアニシモまで。トアロードは今月いっぱいで閉めるとのこと。


●1月15日(
 ちょいと寒いものの好天。となれば、ビートを出すしかありませんね。で、YOTA氏を誘って加治木の大黒そば。帰りに姶良町のPITに寄って目の保養(笑)。YOTA家で面白い走り方をする車の玩具を見せてもらう。チョロQを大きくしたような玩具なんだが、プルバックさせてやると、しばらく止まっていて車体を震わせてから一気にダッシュするのである。
 先日プラモデルをくれたダイちゃんに、「きちんとカッターややすりを使ってランナーの出っ張りを削り取るんだよ。急がずに、ゆっくり作ろう」と、プラモ作りの基本を伝授(笑)。

 ToyJetに寄ったら、ちょうどガシャの仮面ライダー〜死神博士、恐怖の正体編〜が出ていたのでセット買い。プラスチック(硬い)の飾り台のついたライダーキックとか死神博士とか、相変わらずいい出来。P-artでは「これ、柳生博ですよ」なんて言ってたけど。ちなみに、死神博士を演じた天本英世さんは七高の卒業生で、鹿児島ゆかりの人です。


●1月16日(
 朝方小雨の降った曇り空。で、今日はビートはなし。

 昼からミスミに行って、西澤保彦「幻惑密室」(講談社ノベルズ)。次女はポケモン金銀バージョンの攻略本。もう、ハマりっぱなし(苦笑)。

 冠木新市「君もゴジラを創ってみないか 川北紘一特撮ワールド」(徳間書店)読了。「ゴジラvsメカゴジラ」の時に、初期のアイデアとしてキングコングをメカ化したメカニコングを対ゴジラのロボット兵器として使用するアイデアがあったらしい。「体内に潜入させて『ミクロの決死圏』じゃないんだけれども、小さくしたマイクロマシーンみたいなものを突っ込んで、体内から核融合を増幅させて、ゴジラの体内破壊をやろうと。で、体内に突入したときに、いろんなゴジラ細胞がうようよいて、原子炉を暴走させて倒すと…」(p239)なんてのは、結構面白そうで、見たいかも。キングコングの版権との絡みでダメだったようだが。でも、ゴジラ映画だしなぁ(笑)。

 今日から始まったキムタクと常盤貴子の「ビューティフルライフ」。なかなかいい感じ。キムタクはTWに乗って出てきましたね。このために自動二輪の免許を取ってたわけか。


●1月17日(月)
 森博嗣「月は幽咽のデバイス」(講談社ノベルズ)、西澤保彦「完全無欠の名探偵」(講談社文庫)

 Wowowで「ゴジラvsスペースゴジラ」。昨日まで読んでいた河北紘一の本が、ちょうどこの映画に合わせて出版されたというシンクロニシティ。でも、改めて観るとダメダメですな、こりゃ。ストーリーはタルいし、なんで南の島でゴジラ狩りをしていたやつが、いきなりモゲラのパイロットになれるんじゃ? スペースゴジラもモゲラも、そんなデザインじゃないのに空飛ぶし--って、わかってたことですがねぇ。


●1月18日(火)
 YOTA氏を誘ってワイン会。会場でYOTA氏が知り合いを見つけて挨拶している。PC通信仲間のM氏。彼を誘ったのがN氏で、大学院の同級生ってんだから世間は狭い。M嬢、Y氏は欠席。Kさんとは新年のご挨拶。H氏より22日の焼酎の会の案内をいただく。
Ashwood(南アフリカ) ソーヴィニオン・ブラン \780
Bodega Pirienos(スペイン) マカベオ・ベンディミア・タルディア \1080
Constantia Uitsig(南アフリカ) カベルネ・ソーヴィニオン \1280
Lindemans(オーストラリア) BIN99 ピノ・ノワール \1080
Castillo Roquero(スペイン) グラン・レゼルバ91 \1980
 最後の奴がメインで、フランスのシャトー・パルメが作ってる、いかにも赤って感じ。

 N夫妻、Kさん、YOTA氏、M氏と流れた先は久しぶりにアクアビット。ここで飲んだ2杯が効いて、飲みすぎ状態で帰宅(笑)。 


●1月19日(水)
 突然、代打の代打で、明日から1泊の熊本出張決定。一瞬、車(ビート)で行こうかとも考えたが、明日にかけて冷え込み雪が降る可能性もあるらしいんで、列車で行くことに。本でも読みながら、ボチボチね。

 「小説すばる」2月号

 先週からこの日記の日付がズレてたのに今ごろ気づいて修正。まとめ書きをするとろくなことはないな。


●1月20日(木)
 朝9時10分の「つばめ」で熊本へ。ちなみに、料金は往復で7500円。熊本駅から歩いて熊日へ。途中でもちろん、セブンイレブンと熊日近くの模型屋をチェック。

 午後から同社の社内見学。運良く大学時代の友人M氏とも会える。今年は長男の大学受験だそうで。その後、代理出席のメディア関係の会議。他社の動きを聞いていると、やっぱ、インターネットの世界では行動することが大事なのだなぁと実感。

 バスで裏阿蘇に移動。途中雪がちらつく。竹楽亭(阿蘇郡九木野村)は各部屋に露天風呂がついているというリッチな旅館。宴会の料理もマル。各社の皆さんの話を聞いていると、そっち方面の仕事を一緒にやりたくなるなぁ。 


●1月21日(金)
 起きたら外は真っ白、といってもうっすらと積もった程度だが。阿蘇火口などを観光の予定だったが、チェーン規制のためコース変更。白川水源から高森トンネル公園。昭和50年ごろ、JRの高千穂線と結ぶためのトンネル工事中に水脈を切ってしまい、工事が中断。そのままローカル線は廃止。トンネルごと払い下げてもらって公園にしてしまったというもの。奥行き500メートルほどのトンネルを水の流れる遊歩道にしてあるのだが、なかなかの風情。
 昼食は田楽の里。15年ぶりくらいだろうか。このあたりを通るときは、いつも昼飯の時間から外れてるものなぁ。囲炉裏端で田楽と焼肉。特にヤマメが美味。
 空港近くのテクノリサーチパーク(国分とは違って研究や企業誘致に成功している)を見学、一行と別れてJRの駅まで送ってもらう。

 いやはや、代理出席とはいえ、おいしい出張でしたな。体重も2キロくらい増えたのでは?

 帰りの列車の中で西澤保彦「幻惑密室」(講談社ノベルズ)読了


●1月22日(
 午前中ビートを引っ張り出して、鳥若にお土産を届ける。今日もオープン度100%。それにしても、次女よ、なぜビートに乗るのを嫌がるのだ。

YOTA氏とこだわり焼酎倶楽部ビストロ翔。キンコーのH氏が「いも焼酎も全国的に認知されてきたが、すべて関東からの発信。鹿児島から焼酎の情報を発信していくためにご協力を」と、なかなか味わい深いあいさつ。同じ焼酎を(1)その場でお湯割り(2)前日に割ってお燗(3)3日前に割って瓶(かめ)で保存したものをお燗--のテイスティングと、6種類の焼酎銘柄当て。それにしても、どれも同じような味で、いまいち区別がつきにくい(笑)。なんで皆分かるのかしら。
 同じテーブルで雑談をしていたら、話をしていたら隣に座っていたK社(来年、隣に引っ越して行きます)のI氏が「ATフィールド」という単語に反応(引っかかったな!?)。向かいに座っていたキンコーの女の子も交えてアニメの話で盛り上がる。

 ちょいと物足りなかったので、YOTA氏と揚げ羽で飲み直し。歩いて帰る途中、マルイにて食玩のバーニングゴジラを見つけてGet。予備ができたので、発光改造計画が現実味を帯びてきた。


●1月23日(
 小雨もようの日曜日。昨日ビートに乗っといてよかった。朝からカミさんと長女を中学校の抽選に送って行く。残念ながらハズレ。

 昼食はカミさん、次女とざぼんラーメン。留守番の長女(ラーメンが好きでないので別行動。手間のかかる奴である)のためにMacのハンバーガーとポテトを買って帰る。

 午後は読書などして過ごす。西澤保彦「完全無欠の名探偵」(講談社文庫)読了。よくこんなに入り組んだ事件関係を構築できるものだなぁ。すばらしい。


●1月24日(月)
 昼の定期巡回で「F1グランプリ特集」2月号、西澤保彦「実況中死」(講談社ノベルズ)、西澤保彦「念力密室F」(講談社ノベルズ)を購入。


●1月25日(火)
 下の書店で別冊宝島「インターネット事件簿」。東芝サポート事件などの告発から裏BBS、アダルト系までたいがいはあ知ってる事件でした。

 夕方、Ha君が上がってきて珍しく仕事の話やら何やら。ついでにプライズもののメトロン星人をいただく。お返しにガメラ2クロニクルを貸してあげる。

 TDRの調子がよくない。昨年末ごろ、左のマフラーからオイルが多量に出るようになっていたのだが、最近はアイドリングで止まったり、下の馬力がなくなって回転を上げないと走れなくなってきた。で、会社帰りにTakashiさんのバイクショップに寄って修理を頼む。2サイクルの宿命で、チャンバー全体に汚れが詰まっているのだろうとのことで、預けることに。

 帰り道に満遊書店で「マクロス プラス」のサントラCDを見つけてGet。


●1月26日(水)
 FX社のK氏が来社、M氏がちらっと載った同社の人材育成を特集した雑誌を見せてくれる。なんか、すげぇ仕事してるなぁ。で、K氏に伝言を頼んだらM氏から連絡あり、飲むことに。

 いったん自宅に帰って夕食、M氏からの連絡を受けて8時過ぎに出撃。ビアレストランでワインを1本だけ。これだと1人1200円通しだったから、安く上がったなぁ。久々にHghBridgeに流れて12時過ぎまで。


●1月27日(木)
 帰ってみたら、次女が熱を出して寝こんだとか。インフルエンザか? 明日、あさっては休ませるとか。でも本人は気分もそう悪くなく、食欲もあるんで大丈夫でしょう。

 最近気に入っているCMは、森永の小枝チョコレート。コンビニかどこかで頭の悪そうな少年が「これ、すきなんだ。?」っていうやつ。これを見て思い出すのが今年の正月。新聞のクロスワードパズルを解いていた長女が「4年に1回。最初が”う”」「うぎどし?」。


●1月28日(金)
 下の本屋でMOOK21「黒澤明 夢のあしあと」(共同通信社)

 久々にT氏を誘っておてもと。会社の機構改革とか異動についてウダウダ。

 長女に楽譜のコピーを頼まれたんだが、8年ほど前に買ったパーソナルコピー機(CANON Fs-2)は印面が汚れて全くダメ(コピー元がきれいでないこともあるんだが)。で、スキャナでDocuWorksに取り込んでプリンタで印刷。こりゃナイス。 


●1月29日(

 午後から、黎明館であったかごしまマルチメディアフォーラムんのDrink99へ。CGコンテストの講評と表彰式。レベルの高い一般の作品に「CGは修練を積めば誰でも同じようなものが作れる。だからこそ感性が重要になってくる。重要なのは、何を表現したいのか--だ」という辛口の講評が印象的。
 お目当てはその後の樋口真嗣特技監督の講演。「視覚的表現・その理想と現実」なんてお堅いタイトルのせいか、表彰式に来ていた良い子の皆さんは帰っちゃって残念でしたねぇ。要は特撮の話。CGコンテストの講演だっただけに、ガメラ3のラスト「炎上する京都に吼えるガメラ」のシーンを題材に、どれくらいの映像素材を重ねたかというのを、実際にPC上でプレーンを順番に外して見せてくれました。後半は、デジカメで撮ってきた天文館の風景を素材に、「ここで怪獣(巨人)を歩かせると、どのようなことになるか」「それをどうやって撮るか」ってお話。これもPCの上に表示したものに、ラフな絵を描き込んでいくんだけどねぇ、よくマウスであんな風に描けるものだ。

 帰り、ToyJetにてバンダイのMicroMACROSS VF-19改(ミニサイズの3態セット)を購入。

 夜は吾愛人ツーリングの新年会。G会長、Mおじさん、Takashiさん、Y氏、マスター、YOTA氏。G会長が還暦を迎える3年後くらいに北海道に行きたいねぇ、とかいろいろ。サムライがいっぱいで入れず、G会長のなじみの店へ。最後はMおじさんと四川閣で五目焼きそばと春雨スープ。帰りついたのは2時過ぎだった?


●1月30日(日)
 髪が伸びてうざったいので散髪。何ヵ月ぶりだろ。

 夕食は親父さんを招いてパエリア、ポトフ、馬サラダ。

 森博嗣「月は幽咽のデバイス」(講談社ノベルズ)読了。相変わらずエキセントリックなミステリィ。


●1月31日(月)
 ぼちぼち異動の話が動き始めたようである。今の職場に6年目となる俺としては、どこに異動してもらっても残留でもいいと意思表示しておいた。

 2月19日スタートの県下一周駅伝に、2日間ほど同行することになりそう。以前、ホームページを担当している後輩Ha君が「今年は写真を随時更新したい」と相談してきたので、けしかけた成り行き上、「一緒に行きましょうよ」と誘われると断れないのであった。そのほか、いろいろと雑談。

 大沢在昌「撃つ薔薇」(カッパノベルズ)、山田正紀「SAKURA 六方面喪失課」(トクマノベルズ)


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