GARMIN  eTrex Legend-J
///ハンディーGPSの紹介///
 
 このハンディーGPS「イートレックス・レジェンド日本語版」は、米国ガーミン社製で、20万分の1日本全国版電子地図を標準で搭載されています。これとは別に別売のマップソースを購入すれば、更に詳細な地図情報を得ることができます。私の場合は、2万5千分の1等高線データ入りの地図をインストールしています。

 電子地図だけでなく、POI(Point Of Interest)と呼ばれる地名情報を内蔵していて宿泊、娯楽施設、交通関連等、いろいろなジャンル別に検索することができます。

 GPS(Global Positioning System)は米国によって運用されているのはご存知かと思います。ナブスター衛星24個により、全地球測位システムが構築され、軍事目的からカーナビまで利用されています。元々は軍事目的でしたので、民間用にはSA(Selective Availability)という誤差情報が意図的に含まれていました。
 しかし、2000年5月以降SAが解除され、それまで誤差範囲が100メートル程だったのが10数メートル以内となり、実用的な誤差範囲となったのです。

 私は、このGPSを利用してロード・バイクやランニング、登山などで走行軌跡を記録し、更に心拍記録と合成して3DCG化しています。
 
 
■小型軽量で電池を含めて約150グラム
■上部の白い部分が内蔵パッチ・アンテナ
■基本的に左手で操作できるようになっています。
■携帯電話と大きさの比較
■高11cm×幅5cm×奥3cm
■電源は単三電池2本
■全密閉ケースになっていて日常生活防水
■電池カバーの密閉度がいまいちで、ロード自転車の走行時に時々電源断となるためスポンジをはめて密閉度を高めています。これで電源断となることはまずありません。
■移動軌跡(トラック・ログ)は1万ポイント記録可能
■長期遠征等ではデータをPCに逃がすことができないためPDAを持参して記録のオーバーフローを防止します。また、ナビゲーション情報をPDAに表示させることも可能です。
■ロードバイク(自転車)に装着した状態
■向こう側はサイクルコンピュータ
■PCと接続した状態シリアルからUSBに変換して接続
▼表示画面の説明
■アクセサリメニュー
■衛星状態ページ(ナビ準備完了)
外側の線が地平線で内側は仰角45度の範囲を表している。●は信号を受信している衛星と衛星番号、○は未受信の衛星、下側の棒グラフは信号の強度を示す。
■衛星状態ページ(信号弱)
受信衛星数が3個の場合は2次元な平面位置のみで、4個以上あれば3次元な高度を含めた情報も得られる。
受信衛星数が多いほど精度は向上するはずで、今夏の高千穂峰登山では5メートル以内だった。
■地図ページ(衛星ロスト状態)
衛星信号は微弱なため、屋内やトンネルの中では信号を消失する。また樹木や人体等の水分を含んだ物の近くでも信号が吸収され受信状況が低下する。
■狩猟と釣のベストタイム
■地図ページ
中央の三角マークはポジションアイコンで現在位置と進路を示し、円は正確圏内を表し位置の誤差範囲を示していて誤差が少なくなれば当然円は小さくなる。
■地図ページ
沖永良部島空港付近
■地図ページ
宮崎県西都市の中心部
■地図ページ
鹿児島県大島郡和泊町中心部
(沖永良部島)
■ルート・ナビゲーション
ポジション・アイコンの左右に伸びるラインはルート・ナビゲーションのウェイポイントを結ぶライン
■設定メニュー
■地図ページ
宮崎県宮崎駅前付近
■ルート・ナビゲーション
ルート・ナビゲーションで通過するウェイポイントは四角のマーカーで囲まれて表示される。
■ナビゲーション・ページ
上部の表示は次のウェイポイントと、そこまでの距離、下部は速度と進行方位を示し、矢印は方位ポインターでウェイポイントの方位を示す。
■POI
各種ジャンル表示
■POI
知名町のフローラルホテルもちゃんと入っている。
■地図ページ
鹿児島空港付近
■ルート
あらかじめPC上でルートを作成し転送する。GPSで直接作成することもできるが慣れるまでやりづらい。
■検索
検索で近隣のウェイポイントを指定すると現在地付近のウェイポイントが表示される。
■アクセサリー(太陽・月データ)
自分の現在地の日出・日没/月出・月没を知ることができる。2003年8月27日の火星再接近日のデータはご覧のとおり。
■システム・メニュー
■地図ページ(等高線表示)
高千穂峰付近の等高線入りの全国版2万5千分の1マップソースの画面、登山時には非常に役に立ち、立体感が出る。ただし画面のスクロールは遅くなる。
■地図ページ(等高線表示)
高千穂峰付近の等高線入りの全国版2万5千分の1マップソース
■軌跡(トラック)ページ
マップ上に表示されている状態の軌跡がアクティブ・ログ、このアクティブ・ログをGPSのメモリーに保存したものが保存ログと呼ばれてる。PCで例えるなら前者が新規に作成中の文書ファイル、後者がそのファイルをFD等の記録メディアに保存した状態と考えれば良い。
保存ログは軌跡ナビ(トラック・バック)という来た道を引き返すときにナビゲーションしてくれる機能があり、登山中に道に迷った場合に重宝する。
■軌跡ログページ
記録は10メートルおきといった一定の距離でする方法と時間間隔でする方法がある。私は5秒間隔で記録する設定にしていて、このGPSの記録容量数は1万ポイントあるので約14時間連続で記録することが出来る。
■軌跡ログ
和泊町中心部を通過した時の軌跡ログの表示
■軌跡ログ
和泊町笠石公園付近の軌跡ログ
■トリップ・コンピュータ
積算距離、移動時間などが表示される。ナビゲーションの準備が完了すると自動的に計算が開始される。スタート時にリセットすることも可能
■ユニット・ページ
測地系、距離、速度等の表示フォーマットを自分の使いやすい設定にすることが出来る。
▼ウェストバック用GPSマウントを自作する。    2004年1月29日製作
■今までのランニング時は、ウェストバックの中にGPSを入れて、軌跡を記録していた。
■この方法では、走る振動でアンテナ面がいつの間にか下を向いていたりして、測位エラーが所々あった。
■GPSショップ「ライトスタッフ」さんの自作コーナーを参考に、マウントを自作してみた。
▲GPS用のRAM社製マウントを購入する。
 
▲建材屋で0.5mmのホビー用アルミ板を買ってきて、ウェストバックに合わせてカットした。
▲アルミ板にドリルで穴をあけ、ウェストバックとマウントの間に5mmのスポンジクッションを挟む。 ▲ウェストバッグにはブラインド・リベットで固定する。
▲GPSを装着した写真
 ウェストバックは100円ショップで購入した超安物 
▲アンテナ部分が常に上空を向いているのと、身体から離れているので利得はかなり良くなっていると思う。
▲グラインダーと紙ヤスリでバリとりをやったので傷が入ってしまったが・・・ ▲未だ装着して試走していないが、結果は心拍ランニングでレポートしたい。
▲腰に装着した状態 (テスト走行前に撮影)
 背中のラインに対してGPSの傾き角度が少し浅かった。
▲側面から撮影 
テスト走行してみたがしっかり固定されていて、上下動もなくてぴったり体にフィットしていた。ほぼ予想通りの出来映えだった。
▼テスト走行トラック記録
▲自宅から小米・瀬利覚・ウジジ浜を経由して、復路は知名中学校グランド側の中道を走った。このコースは樹木などの遮蔽物が殆どなく衛星からの受信状況は全般的に良いが、いままで無造作にウェストバッグに収めて走っていた状況で発生していた数カ所の測位エラーは皆無だった。