▼南宮崎の秀峰 鰐塚山(標高1118m)ヒルクライムに挑戦!(距離18km 標高差1000m 平均勾配5.5%) 
2004/11/2 Tue 12:20 - 15:12
■鰐塚山(わにつかやま)は、田野町、北郷町、三股町にまたがる宮崎県南雄一の秀峰で、県南部では霧島山系を除けば最も高い山だ。この高さを生かしテレビ、ラジオ、NTT、警察無線など通信の要となっており山頂には尾根伝いに多くの通信施設のアンテナが建てられている。

■高畑山ヒルクライムで自信をつけた私は早速この鰐塚山に目標を定め10月27日に車で山頂まで現地偵察へ行き、なんとか登れそうだいうことを確認し今日のチャレンジとなった。
■串間市の自宅から車で日南飫肥、北郷町を経て田野町総合運動公園へ向かう。距離にして約70km
■12時過ぎに田野町総合運動公園に到着し「肉まん」で軽く食事をとり準備に取りかかる。
■12時20分、GPSと心拍計のタイムハックを済ませ、心拍計の気圧高度計の数値をこの場所の標高値126mにセットしスタートする。鰐塚山まで片道18kmのヒルクライムの始まりだ。
■スタートから南下し、田野町中心街を抜け宮崎自動車道田野インターチェンジ付近の高架をくぐり抜ける。工業団地付近からいよいよ山頂へ向かう道路に入る。山頂に目を向けるとあいにく雲が覆い視程もわるそうだ。
■「わにつか渓谷いこいの広場」からは車の離合も難しい狭い山道となっている。うっそうと樹木が生い茂り昼間だというのに薄暗い。
■スタートから8km程入った標高300m付近から厳しい登りの始まりだった。一番軽いギアでもダンシングしないと登れない勾配が多く。心拍数と息が上がりっぱなし。標高500mを過ぎると雲で日差し遮られ次第に気温が下がり始める。ペダルを踏んでいるにもかかわらず寒くてしょうがない。
■長い激坂を登り切り14時頃山頂に到達する。風が強くかなり寒い。
■15分ほど休憩して今度はダウンヒルの始まりだ。思いっきりとばせればよいのだが、見通しの悪いカーブが多くブレーキングばかりの下りとなる。おかげで腕はパンパンで寒さも加わり握力が無くなっていく。
■鰐塚山麓を抜け15時12分田野町総合運動公園にゴールする。帰り支度を済ませ、車で70km来た道を自宅へ向けて出発し17時頃自宅に到着した。
▼晴れた日の山頂からの眺め
■10月27日の現地偵察時に撮影

都城方面

宮崎市方面

霧島山

シーガイア
 
▼ハートレートモニターの心拍データと気圧高度データ
■ヒルクライムとダウンヒルの心拍数は対照的な値を示している。
■ダウンヒル終盤での上昇は鰐塚山麓を抜け平地に出てからペダリングを始めたためだ。
▼地表面と心拍標高グラフ
■ヒルクライムでは心拍標高が高く空に舞い上がっている。標高2000mを超えている箇所は心拍数160bpm以上だ。
■一方ダウンヒルでは心拍数が100bpmからそれ以下で地中に深く潜り込んでいる。
  
▼登りのGPS軌跡(青色線)と心拍波形(レインボーカラー)
■俯瞰図の地表面はスカイビュースケープ空撮写真を使用した。鰐塚山系から向こう側はデータが欠落していて標高マップがむき出しになっている。画像右上部の空撮エリアは都城市である。
■田野町運動公園から田野インターまでは県道28号日南高岡線を南下し、宮崎自動車道の高架をくぐり抜ける。
■そこから宮崎自動車道沿いに1km程西進し県道343号鰐塚山田野停車場線に入る。
■この県道は別府田野川沿いに走っていて途中には「わにつか渓谷」がある。道は険しく車の離合も難しい所が何カ所もあって鰐塚山頂で行き止まりとなっている。
■特に山頂まであと標高300m程は急勾配が続き、踏み込んできた太ももにかなりこたえた。

注:画像をクリックするとフル画像となる。
▼九十九折りの拡大
■尾根伝いに続く九十九折りの道路、鬱蒼と樹木が生い茂り昼間だというのに暗く、肌寒かった。
■樹木で上空の視界が遮られGPSの信号を上手く捉えられなかった。おかげで測位エラーが多く軌跡があちこちに飛んでしまっていて手作業で補正した。
▼田野町から俯瞰する心拍波形
ヒルクライム ダウンヒル
■スタートしてから一気に心拍数が上昇している。ヒルクライムでの最高心
拍数は169bpmを記録していた。
■心拍数は殆ど100bpm以下で地中に潜ってしまっている。鰐塚山麓を抜けた辺りからペダリングを入れ、ようやく心拍波形が空中に跳ね上がっている。
▼デジカメ写真 Cyber-shot DSC-U60で撮影 注:写真に所々リンクが挿入されている。
■串間市の自宅から車で70km走り、田野町総合運動公園まで移動する。12時20分にヒルクライムの準備を済ませ出発する。
■田野町中心街を抜け県道28号日南高岡線を宮崎自動車道田野インターチェンジ方面へ南下する。遠くには鰐塚山が見える。すでに緩やかな登りだ。
■田野インターチェンジを過ぎ宮崎自動車道の高架をくぐり抜ける。左方面が宮崎市方面、右方面が都城方面だ。
■なま足写真、標高が低いこの辺りでは丁度良かったが高度が上がるにつれて冷えてしょうがなかった。下りではレッグウォーマーを着用して寒さをしのいだ。
■わにつか渓谷を過ぎてからは道幅が狭くなる。上り下りで車に遭遇したがバイクぎりぎりのところを通過されて冷や汗もんだった。また昨夜の俄雨で山からしみ出した水が道路を濡らしていた。
■別府田野川に架かる短い橋を渡る。夏だったら涼しい風で気持ちよいのだろうが、今の時季は風が冷たすぎた。
■山頂まであと2km程に分岐点がある。左に行くと三股町へ下って行ける。地図にも載っていないが最近開通した道らしい。
■急勾配で止まりそうなスピードなのでこの様な写真も撮りやすい。でもハンドルがふらついて結構苦労して撮った写真だ。
■高度が高くなり山にかかる雲で日差しが遮られ気温が急激に下がってくる。登りだというのに体ががたがた震えていた。
■登ってきた道を写す。山頂まであと残り標高200m付近だが、ここからが更に勾配がきつくなり大変だった。
■急勾配の九十九折りを登り切り、山頂のアンテナ局舎が見えてきた。やっと登り切った達成感で今までの疲れが吹っ飛ぶ。局舎はNHK宮崎のテレビとFMラジオ用のアンテナだ。
■GPSの測定高度と気圧高度の比較値
GPS:1107m  心拍計:1069m
GPS高度の方が正確な値を示していた。
■三角形の現在地マーカーが鰐塚山頂に表示されている。ブツブツとした線は登ってきた軌跡だ。
■西の方向に見えるアンテナ局舎をバックにバイクを撮る。尾根伝いに幾つものアンテナ局舎が建てられている。
■この日はアンテナ施設の保守整備の業者や山頂の公衆トイレの清掃に来たおばちゃん等が多くいて賑わっていた。業者がチャーターしたであろうタクシーも来ていて、その運転手さんに頂上の一等三角点で写真を撮ってもらった。
一等三角点の表示板は原則として文字が南側を向くよう設置されているそうだ。
■一等三角点の真上で靴を脱ぎレッグウォーマーを履いた。この時は着替えるのに丁度よい場所で何気なく使わせてもらったが後で考えると実に失礼な行動だったと反省している。そもそも三角点とは三角測量を行うための基準点で地殻変動などを知る上でとても大事な物なのです。等級も1から4までありここ鰐塚山の三角点は1等でとても偉い! 
三角点の標石の一辺は18cmなのだそうだ

注:三角点の詳しい説明はこちらから・・・
 女性のための登山学校 / 三角点について知ろう
■鰐塚山の一等三角点の正式な名前は
「一等三角点 鰐ノ塚」
■ダウンヒルを終えゴールの田野町総合運動公園に到着する。着替えを済ませバイクを車に積み込み串間の自宅へ出発した。
▼GPSトリップデータ
頂上までのデータ 往復路合計データ